バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年7月30日(土) 16:30開場　18:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 5,500人（超満員）

第4試合 20分1本勝負

タイガーマスク
丸藤正道

棚橋弘至
オカダ・カズチカ

境界線

10分44秒　リバースダブルアームバー

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　7.31岐阜のAブロック公式戦で激突する棚橋と後藤、天山とオカダ、真壁と丸藤が10人タッグで激突。

　ゴング前から真壁と丸藤がにらみあい。先発はこの両者。ロックアップで丸藤をロープまで押し込んだ真壁は、クリーンブレイク。しかし、その顔面に丸藤がキック。すると、真壁はショルダータックルでダウンを奪う。ここから丸藤が逆水平チョップ、真壁が胸板の張り手を、何発も打ち合う。競り勝った真壁は串刺し攻撃を狙うが、丸藤はキックで迎撃。しかし、ロープに走ると真壁がカウンターのラリアット。
　続いて石井とライガーが対峙。ショルダータックル合戦では石井が優勢に。さらに石井はブレーンバスターを狙うが、逆にライガーは投げ返し、すかさずドロップキック。そして、場外に落ちた石井にスライディングキックを見舞い、さらにリング上でロメロスペシャルを狙うが、これはオカダがカット。
　リングインしたオカダはエプロンサイドから、ライガーにセントーン・アトミコ。続いて後藤がリングインし、ライガーに串刺しラリアット。そして、コーナーに登ろうとするが、これは天山が阻止。すると、ライガーがすばやく捕らえ、雪崩式ブレーンバスターにきってとる。
　続いてスイッチした棚橋は、後藤にドラゴンスクリュー。さらに串刺しボディプレスを見舞うと、セカンドロープからサンセットフリップとたたみこんでいく。さらにロープに飛ぶと、後藤にカウンターで肩口まで抱え上げらてしまうが、棚橋はうまく着地。ここから両者はエルボー合戦。競り勝った棚橋がロープに走ると、後藤は髪をつかみ、自身のヒザに後頭部を叩きつける。
　続いて天山とオカダが対峙。天山はモンゴリアンチョップを連発し、ヘッドバットを叩き込むと、串刺しラリアット。さらにブレーンバスターを決める。もう一度串刺し攻撃を狙うが、これをかわしたオカダはリバースネックブリーカー。そしてボディスラムからフライングエルボードロップ。ここでレインメーカーの体勢に入るも、天山はヘッドバット。さらにカウンターのフライングニールキック。
　続いてスイッチしたタイガーは、オカダにフライングボディプレス。そしてタイガードライバーを炸裂。しかし、ロープに飛んだところでフラップジャックを食らってしまう。
　スイッチした外道が串刺し攻撃を狙うも、タイガーは振り向きざまにボディプレス。そしてキックからタイガースープレックスの体勢に入るが、CHAOS勢が乱入。そしてトレイン攻撃。このタイガーのピンチを、真壁がカット。さらに丸藤と外道を二人まとめてラリアットで吹き飛ばす。
　リング上は外道とタイガー。最後は外道のコンプリートショットを切り返したタイガーが、リバースダブルアームバーでギブアップ勝ちを収めた。
　試合後も場外では天山とオカダが激しくやりあい、真壁と丸藤は舌戦を展開した。

COMMENT

真壁「丸藤さんよ、今までの勢いどこいった？　新日本プロレスの門番であるこの俺様をよ、倒さないとテメエに未来はねえんだよ。面白くなってきた。明日だ、明日。覚悟しとけよ、それだけだ」

天山「いやね、（今日は）公式戦はないけども、前哨戦でね、熱い闘いっていうのは、俺たち本隊のオールスター揃って、最後、ガッチリとってね、調子はいいですよ。俺はもう、今日はオカダ、あの小僧しか見えなかった。明日の岐阜大会、やってやるよ、ホンマに。待ってましたや。今まで２勝２敗、ここでしっかり勝ち越して。最後の『G1』やから、しっかりと現（IWGPヘビー級）チャンピオン、ぶちのめしたいね」

棚橋「ンー、まあ、大事なのは明日だね。たった１回、勝っただけだから。１勝３敗を重く受け止めて。言ったらもう、常に崖っぷちですね。（残り）一つも落とさない。それをもう１回、気持ちを引き締めて、寝る前にもう１回、『味方なし。お前は１勝３敗。崖っぷちだぞ』って暗示かけときます」

※ライガー&タイガーはノーコメント

オカダ「天山さん、元気じゃないですか。『G1』、出れてよかったな、この野郎。ただな、明日しっかり、やっぱり『G1』出ない方がよかったって、しっかり後悔させてやるからな、覚悟しとけ」

丸藤「絶対に俺の方がな、スイーツが好きだ」

後藤「明日、岐阜、棚橋戦、この『G1 CLIMAX』の、俺にとっての最大のヤマだ。必ず星を取る」

※石井&外道はノーコメント