“新世代育成プロジェクト”『LION’S GATE』の第9弾として開催される新宿FACE大会。
前回に引き続き、12年ぶりに復活した「ヤングライオン杯」の第2戦が行われる。また、後半戦は他団体の若手選手が新日本プロレスのベテランたちに挑む対戦カードが組まれた。
第1試合は、岡と成田が対決する「ヤングライオン杯」公式戦。岡は10月21日新宿の同リーグ初戦で海野に勝利。一方、成田は川人に敗れている。
試合前から激しく睨み合う両者。そこからグラウンドの攻防を繰り広げ、互角に渡り合う。
その後、岡がタックルで成田を倒し、バックを取ってフォール。これを返された直後、フロントネックロックで締め上げる。
すると成田も片足タックルを繰り出すが、岡が素早く体勢を入れ替え、スリーパーホールドで捕獲。それを成田が振り解いてヘッドロックを極め、ショルダータックルに繋ぐ。これは岡が受け止めるも、成田はカウンターランニングドロップキックをお見舞い。
これで成田のペースとなり、岡が痛めている右脚を狙ってアキレス腱固めを極める。それでも岡がロープエスケープすると、成田はさらに脚攻撃を続行。そして、コーナーにのぼり、ギロチンドロップを右脚に投下する。
苦しくなった岡は、両足タックルで成田を捕らえ、スパインバスターで逆転。続いてフロントスープレックスを狙うが、成田が脱出し、反対にフロントスープレックスで叩きつける。
次に成田は逆エビ固めを極めるが、岡はロープへ逃れる。そして、青コーナーへもたれかかると、その後頭部を成田が平手で叩く。
ここで成田は串刺し攻撃を狙うが、岡がカウンタータックルで逆襲。さらに、マウントエルボー連打からボディスラムで投げ捨てる。
岡の攻勢は続き、リバースインディアンデスロック&キャメルクラッチの複合技からスリーパーホールド&キャメルクラッチへ移行。そして、成田がロープへ近づくと、(正調)キャメルクラッチで絞り上げる。
それでも成田がロープへ逃げると、岡は逆エビ固めでギブアップを迫る。そして、またもやロープエスケープした成田をブッコ抜きフロントスープレックスで叩きつける。
ここで残り試合時間2分となり、岡が再び逆エビ固めで成田を捕獲。そのまま体重を落として絞め上げ、ギブアップを奪った。