KIZUNA ROAD 2016

日時: 2016年7月3日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 岩手・岩手産業文化センターアピオ
観衆: 2,129人（満員）

第3試合 30分1本勝負

キャプテン・ニュージャパン
ハングマン・ペイジ

ヨシ・タツ
高橋裕二郎

境界線

10分41秒　ライト・オブ・パッセージ→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

“HUNTER CLUB”ヨシタツ＆キャプテン・ニュージャパン組が、“BULLET CLUB”高橋裕二郎＆ハングマン・ページ組と激突。

ゴング前に、BULLET CLUBがHUNTER CLUBを襲撃するが、ヨシタツはカウンターのニールキックを放つと、これにはページも場外へエスケープ。しかし、ヨシタツはそのまま場外のページへプランチャを発射。しかし、戦場が場外になると、すかさず高橋がヨシタツを鉄柵に打ち付ける。
そして戦場がリング上に戻ると、ページがキャプテンの顔面へナックルパートの連打。変わった高橋はキャプテンの首元にギロチンドロップを振り落すと、さらに、高橋もキャプテンの顔面へナックルパートの連打。
そして、すぐさまページとタッチすると、キャプテンを合体のバックドロップを決め、高橋とタッチ。
苦しい状況のキャプテンは、2度目のギロチンドロップを間一髪かわし、誤爆を誘うと、ページ、高橋へ地獄突きを見舞っていき、ヨシタツとタッチ。
ヨシタツは高橋の顔面へジャンピングニーからスパインバスターを放つ。さらに、ヨシタツは高橋の胸板にミドルキックの連打、ランニングニーを発射。
しかし、高橋もヨシタツのニールキックをかわすと、ヨシタツの腹部にトラースキックをあびせると、DDTでヨシタツの頭部をリングに突き刺し、ランニング低空フロントハイキックを放っていくと、高橋はマイアミ・シャインの体勢へ。
しかし、ヨシタツはこれをなんとか逃れると、高橋の足をとり、変形の足4の字固めを極める。だが、これはページがカットに入ると、高橋はヨシタツの顔面をかきむしり、居急所への蹴りとラフファイトを敢行。
変わったページは、ハンマーブローの連打から、ライト・オブ・パッセージを狙う。しかし、ヨシタツはトップロープを掴みこらえると、エプロンサイドへエスケープ。続けて、ヨシタツはリング上の高橋とページへミサイルキックを発射。
そして、ヨシタツとタッチしたキャプテンは、ページへフライングショルダータックルを放ち、串刺しラリアットを狙うも、逆にBULLET CLUBのトレイン攻撃を喰らってしまう。
それでも、キャプテンは一瞬の隙を突き、ページを前方回転エビ固めで丸め込むと、ヒラ・ボトムからダイビング・ヘッドバットも決めていく。
しかし、最後はページがカウンターラリアットから、とどめのライト・オブ・パッセージを炸裂させ、キャプテンから3カウントを奪った。

COMMENT

裕二郎「YOSHI & CAPTAIN、always so stupid men（ヨシとキャプテンは、いつまでもどうしようもないヤツだ」

ペイジ「その通り、あんなヤツがニュージャパンのヒーローだなんて笑わせるぜ。今夜は勝っただけでなく、処刑してリングから追い払ってやった。次はブリスコスだ。ジェイとマークとは長い間の因縁がある。まだ終わってないんだぞ。終わりなるのはたった一つの結末を迎えた時だけだ。それは、ユージローとこのハングマン・ペイジが、お前らに代わってタッグチャンピオンになった時だ」

（※肩を担がれてインタビュースペースにたどり着いたキャプテンがその場に倒れ込む。遅れてヨシタツが引き揚げてきて……）

ヨシタツ「（※倒れ込んでいるキャプテンにストンピング、蹴りを浴びせながら）オラ！　何だよ！　テメエ３シリーズで何も変わらないじゃないか！　この野郎！　俺だってな、復帰してパパパッと上に行きたかったよ。オメエのせいで、いきなり停滞じゃねえか、この野郎！　何だ毎日毎日、３シリーズ、何も変わんねえじゃねえか！　変わったっていうなら言ってみろよ！　オメエと組みたくねえよ、俺。『G1』、俺、行かないから。その間、お前ちゃんと考えとけ。その次のシリーズ、それが最後にする。９月のシリーズ、結果残せなかったら、お前、この“HUNTER CLUBごっこ”終わりだ。わかったか？　そのコスチュームも変えろよ」

キャプテン「（※ゆっくり立ち上がりながら）一言いっておく。私のこと蹴るんだったら、試合中、相手のことを蹴ればいいじゃないか……」