DOMINION 6.19 in OSAKA-JO HALL

日時: 2016年6月19日(日) 14:30開場　16:00開始
会場: 大阪・大阪城ホール
観衆: 9,925人（超満員）

第1試合 20分1本勝負

キャプテン・ニュージャパン
ハングマン・ペイジ

ヨシ・タツ
高橋裕二郎

境界線

07分05秒　片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　新日本プロレス初登場のページが、ファレ＆高橋と組み、真壁＆ヨシタツ＆キャプテンという異色トリオと対決。

　ヨシタツがいつものようにエプロンで水吹きパフォーマンスを行なった直後、ページが背後から襲撃。トレードマークでもあるブルロープをヨシタツの首にかけ、トップロープから宙吊りにする。
　これを真壁＆キャプテンが救出すると、ヨシタツはジャンピングニーアタック、ココナッツクラッシュ、変型スパインバスター、胸板へのローキック連射、頭部への膝蹴りでページに逆襲。ところが、ページがエプロンからシューティングスターアタックを浴びせて逆転。
　ここからヨシタツが孤立する展開となり、ページが顔面攻撃、高橋が腹部へのストンピング、顔面かきむしり、変型DDT、ファレがショルダークローなどで集中砲火を浴びせる。しかしヨシタツは、ファレの串刺し攻撃を回避し、自軍コーナーへ生還。
　タッチを受けた真壁は、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、カウンターラリアットでファレに追い打ち。しかしファレは、カウンターバックフリップで巻き返した。
　キャプテン対ページの場面。キャプテンが地獄突き、カウンタージャンピングショルダータックルで先制。しかし、高橋が場外から足を引っ張って転倒させる。
　これでBCのトレイン攻撃となり、高橋が串刺しフロントハイキック、ファレが串刺しボディアタック、ページがラリアット。苦しくなったキャプテンは、下からの回転エビ固めでページを丸め込む。
　これをページが返すと、キャプテンは地獄突きで追撃し、ヨシタツのローリングソバットからヒラボトムで叩きつける。さらに、真壁が両腕ラリアットでファレ＆高橋をなぎ倒すと、キャプテンがダイビングヘッドバットをページへ浴びせる。
　しかし、フォールを返したページがフロントハイキックで逆襲し、最後はライト・オブ・パッセージ（変型リバースゴリースペシャルボム）で勝負を決めた。

　試合後、BCがなおもキャプテンに襲い掛かり、ページがブルロープで絞首刑にした。

COMMENT

高橋「Shoud I introduce him to you?（みんなに彼を紹介させてもらおうか）。Hungman Page!（ハングマン・ペイジだ）」
ペイジ「（※絞首刑用のロープを手にして）これを見ろ。これは俺の人生そのものを表しているんだ。これを向かってくるヤツの首に巻きつけて絞め上げてやる。そして今、俺はこのニュージャパンにたどり着いた。ここに来たからには、これの餌食になるヤツを求めていく。さあ、次は誰だ？よく聞け。これを首に巻きつけてトップロープから投げ捨ててやるからな。また戻ってくるからな」
高橋「Don't taking your mind off his fuckin' rope（彼の持つロープから気をそらすな）」
ファレ「そう、ユージローの言った通りだ」

真壁「あのニューフェイスを調子こさせちゃダメだよ、お前。ダメだ。なんべんも言ってるだろコノヤロー。火ついたぜ、BULLET CLUBさんよ。オイ、新しいニューフェイスの力を借りなきゃ、どうにもならねぇようだな。わからしてやる、テメェらによ」
ヨシタツ「今日は、冗談なしだ。ハングマン？なにがハングマンだ？ハングマン、“絞首刑”？処刑人？俺のね、首の骨の折れ方、絞首刑になったあとの人間解剖すると、俺とまったく同じ折れ方してて、ここの骨の折れ方って、通称“ハングマンズフラクチャー”っていうんすよ。ハングマンが俺の首に縄かけた。アイツ、これどういう意味かわかってるかっていうね。今日はね、悪いけど漫談なしだよ。今日はね、キレてます。（※キャプテンに向かって）お前、なんか言いたかったら言え。言いたいことあるんだろ！言ってみろ！」
キャプテン「ハァハァ、ハンターチャンス。絶対、チャンスをものにするからな。一人だけどな、今日も言ってやるぞ。いくぞ！ハンターチャンス！ハンターチャンス！（※そのままハンターチャンスと叫びながら、控え室に戻っていった）」