BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年6月7日(火) 17:00開場　18:30開始
会場: 宮城・仙台サンプラザホール
観衆: 2,167人（超満員）

第7試合 30分1本勝負

外道
BUSHI

オカダ・カズチカ
内藤哲也

境界線

09分38秒　エムエックス→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　6・19大阪で行なわれるIWGPヘビー戦を目前に控え、王者・内藤と挑戦者オカダが最終前哨戦で激突。
　
　CHAOSの奇襲で試合が始まり、リング上では後藤とEVILが対決。ラリアットの相打ちからEVILが追走式ジャンピングエルボーを見舞う。だが、後藤はすぐに追走式ラリアットで対抗。
　ここからYOSHI-HASHIが登場し、YOSHI-HASHI＆後藤がダブルショルダータックル、後藤がローキック、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックでEVILに追撃。ところが、SANADAがYOSHI-HASHIのロープワークを妨害して首を絞め、EVILがサイドバスターで逆転。
　これをきっかけに大乱闘が巻き起こり、YOSHI-HASHIの動きがストップ。BUSHIがミサイルキック、STFで追い討ちをかける。その後、SANADAが早くもSkull Endを仕掛けるが、YOSHI-HASHIがネックバスターに切り返した。
　内藤対オカダの場面。オカダが内藤にカウンターバックエルボーを食らわせ、乱入したBUSHIをフラップジャックで叩きつける。そして、トーキック、DDT、低空ランニングエルボースマッシュで内藤に追撃。
　その後、EVILが乱入してオカダに串刺しラリアットを浴びせ、内藤が低空ドロップキックで撃ち抜く。さらにEVILが後藤を分断すると、内藤はオカダを踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの低空ドロップキックをお見舞い。続いてグロリアを狙うも、オカダが脱出してリバースネックブリーカーを食らわせる。
　2人への大コールで場内が騒然となる中、オカダがボディスラムからダイビングエルボードロップ。そして、レインメーカーポーズを披露するも、EVILが背後から急襲してEVILを仕掛ける。だが、オカダがEVILを突き飛ばし、後藤がカウンター牛殺しをお見舞い。
　さらにオカダは、内藤をドロップキックで吹き飛ばすが、次のレインメーカーを内藤が回避。そして、ロープを利用したスイングDDTを狙うが、オカダが抵抗してエルボースマッシュ。しかし、内藤がジャンピングエルボーアタックで巻き返した。
　外道対BUSHIの場面。外道がいきなりスモールパッケージホールドで丸め込み、返されるとスクールボーイで3カウントを迫る。そして、低空ドロップキックから外道クラッチに行くが、SANADAがカット。
　すると、外道がSANADAを突き飛ばし、YOSHI-HASHIがカウンターラリアットを浴びせる。だが、BUSHIがフェイント式ニールキックで巻き返し、内藤がマンハッタンドロップ、EVILがラリアットで追撃。そこからBUSHIがエムエックスを炸裂させ、外道から3カウントを奪った。

COMMENT

BUSHI「言っておくけど、俺は昨日試合後、ベルトにミストをかけたよ。でもただ、あのIWGPジュニアのベルトを汚したわけではない。ただ、俺色に染めただけ。KUSHIDAの描く新日本ジュニアの未来よりも、俺の描く“制御不能な世界”に、あのベルトを、新日本ジュニアを染めていくだけだよ。Enserio、マジで」
内藤「リング上で、オカダが言ってよ。『大阪城ホールは、セコンドなしの、1対1でやりましょう』って。まぁ今日もダッシュしてこなかったヤツが、俺との約束を守らなかったヤツが、まぁよく言うよね。まぁ俺はセコンドなしでも構わないよ。でもさ、オカダ、これで負けたら、言い訳できないよ。今まで創ってきた、レインメーカーとしての栄光が、すべて崩れちゃうよ。それでもいいの？オカダ、まぁゆっくり考えろよ。そう、まさに“トランキーロ”あっせんなよ」
※SANADAはノーコメント

※後藤はEVILをバックステージに連れ込み、エルボーの連打を浴びせるが、EVILもエルボーで応戦。2人は殴り合いながら、控室へなだれ込んでいった。

※毒霧で顔面が緑色となった石井は、川人に肩をかり、控室に戻っていった
YOSHI-HASHI「SANADA、何回も言うけど、俺はまだ1回も負けてねぇからな。オイ、俺が諦めない限り、負けじゃねぇから。覚悟しとけ、絶対テメェ、風穴あけてやるコノヤロー」
オカダ「クッソ。前哨戦終わって、悔しいね。1発もレインメーカー出してない。内藤さんを倒せてない。まぁでもそれは、アナタも一緒だ。誰にもデスティーノ決めてないでしょ？アナタ、勝ってないでしょ？リング上で言った通りだ。乱入なしで、1対1でやりましょうよ」