BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年6月6日(月) 17:00開場　18:30開始
会場: 宮城・仙台サンプラザホール
観衆: 1,178人

第8試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦

境界線

（5勝2敗＝10点）
（1勝6敗＝2点）

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　4勝2敗の田口が、リーグ最終試合で曲者の外道と対決。第7試合でサイダルがフィンレーに勝利したため、田口はこの試合に勝たなければ優勝決定戦進出の望みを断たれる。

　その田口は、青いバンダナを深めに被って登場し、外道の“レインテイカー”ポーズで挑発。ところが、外道が怒ってトラースキックを食らわせ、そのまま試合開始のゴングが鳴る。
　外道はチョーク攻撃で田口をいたぶり、場外戦で木づち攻撃をお見舞い。さらにシーソーホイップで頭を鉄柱へ激突させる。
　次に外道はニュートラルコーナーのクッションを取り去り、むき出しになった金具へ田口を叩きつける。そして、スイングネックブリーカー、顔面攻撃で追い討ちをかける。
　しかし、田口がハンマースルーを切り返し、外道を金具へ激突させる。そして、コーナーへ飛び乗り、ダイビングヒップアタックで外道を場外に落とすと、エプロンからのダイビングヒップアタックを食らわせる。
　リングへ戻り、田口がヒップアタック連射から尻を外道の顔面へこすりつける。そして、ランニングヒップアタック2連発、場外からのジャンピングヒップアタックへ繋ぐ。
　続いて田口はスリーアミーゴを狙うが、3回目のブレーンバスターを外道が回避し、クロスフェースで捕獲。しかし、田口がその体勢から脚を取り、アンクルホールドを極める。ところが、外道が前転して回転エビ固めに切り返す。
　次に外道は、田口をエプロンへ追いやる。そして、スワンダイブ攻撃を回避してカウンタートラースキックを見舞うと、さらにもう1発トラースキックをヒットさせる。
　「田口」コールの中、外道がレインメーカーポーズを披露し、レインメーカーを繰り出す。だが、田口がその場飛びジャンピングヒップアタックで挽回し、自分がレインメーカーポーズを披露。そして、レインメーカーを狙うも、外道がかわしてパンチを浴びせる。しかし、田口は即座に延髄斬りでお返し。
　ここから田口はどどんの体勢に入るが、外道が切り返してフロントネックロック。これを田口がバックスープレックスで投げ、アンクルホールドを極める。ところが、外道がレッドシューズ海野レフェリーにしがみついて転倒させ、田口の急所へバックキックをお見舞い。そこから外道クラッチを繰り出すも、田口が外道クラッチガエシーノに切り返し、3カウントを奪った。

COMMENT

田口「（※床に倒れ込む）ハァハァ、勝つには勝ったんで。あとは、このメイン（KUSHIDA vs BUSHI）の結果、どうなるかわからないけど、とりあえず勝ったから、まだチャンスはあるでしょ。去年と同じ展開になったんでね、最後は助かりました。去年の経験が、今年活きました。やっぱり経験してるって、大事ですね。経験してるのと、経験してないので、やっぱり違いますよ。だてに経験を積み重ねてるわけじゃないですよ。去年の敗戦を踏まえてね、一つ上の男になったということで、首の皮一枚つながりましたんで。まぁ皮が残ってて良かったなって感じです。一つ上の男、上野クリニック」

外道「ハァハァ、（カウント）ツーだったな。ツーで返したな、アレは。オイ、ビデオ判定。ビデオ判定だコノヤロー」