BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年6月5日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 群馬・ニューサンピア高崎
観衆: 1,408人（超満員）

第2試合 20分1本勝負

カイル・オライリー
マット・サイダル

デビッド・フィンレー
キャプテン・ニュージャパン

中西学
ジュース・ロビンソン

永田裕志
柴田勝頼

境界線

09分40秒　ムーンサルトプレス→体固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　6・19大阪で行なわれるNEVER戦・永田vs柴田の前哨対決。なお、フィンレー、オライリー、KUSHIDA、サイダルは『SUPER Jr.』Aブロックにエントリーしており、フィンレー以外の3人が同率トップにつけている（※ほかに田口）。そして、フィンレーとサイダルが翌日の6月6日（月）仙台で対決する。
　
　フィンレー対サイダルで試合が始まり、サイダルがリープフロッグからヘッドシザースホイップ。そして、ローキックでフィンレーを転倒させると、その場飛びムーンサルトプレスを繰り出す。しかし、フィンレーが回避し、ドロップキックで挽回した。
　オライリー対サイダルとなり、オライリーがカウンターキチンシンク、変型コブラツイスト。しかし、サイダルがオライリー＆フィンレーの合体攻撃から逃れ、2人をヘッドシザースホイップでまとめて投げ捨てた。
　オライリー対KUSHIDAの場面。KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでフィンレーを蹴散らし、オライリーにはセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションを見舞う。すると、オライリーが打撃コンビネーションで巻き返すが、KUSHIDAがオーバーヘッドキックを浴びせた。
　中西対ロビンソンの場面。ロビンソンがのど輪ラリアットを回避し、フロントハイキックを命中させる。そして、ヘッドシザースホイップ、バックドロップで追撃し、雪崩式ブレーンバスターを狙う。しかし、中西が叩き落とし、コーナー最上段からフライングボディアタックを食らわせた。
　永田対柴田の場面。柴田が追走式串刺しフロントハイキックで先制し、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー。そこからエルボー合戦を挟み、永田がカウンターフロントハイキックをヒットさせる。
　それでも柴田がフロントハイキックをお返しすると、永田はエクスプロイダーで投げ捨てる。だが、柴田がジャーマンスープレックスホイップとドロップキックで報復した。
　天山対キャプテンの場面。キャプテンが天山、中西、オライリー、フィンレーに地獄突き。さらに、天山の首へモンゴリアンチョップを打ち込み、ジャンピングショルダータックルでなぎ倒す。
　ここから柴田組のトレイン攻撃となり、キャプテンが串刺しバックエルボー、中西が串刺しラリアット、KUSHIDAが串刺しダブルニーアタック。続いて柴田がダッシュするも、天山ではなく控えの永田へフロントハイキックを見舞う。その直後、ロビンソンが天山にキャノンボールで追撃。
　続いてロビンソンがボディスラムで天山を投げ、キャプテンがコーナー最上段からダイビングヘッドバットを放つ。だが、天山がかわして自爆へ追い込む。ここで天山がキャプテンを羽交い絞めにするが、中西のラリアットはかわされて誤爆となる。
　ここから混戦となり、KUSHIDA＆サイダルが2人同時のプランチャでフィンレー＆オライリーを分断。一方、リング上ではキャプテンがカリビアンデスグリップに行くが、天山が回避してモンゴリアンチョップ。
　それでもキャプテンは地獄突きを見舞うが、天山がカウンターラリアットで逆襲。そして、ボディスラムからムーンサルトプレスを炸裂させ、キャプテンを葬った。

　試合後、永田と柴田が番外戦を繰り広げ、永田が腕固めで絞る。その後、永田がキック＆エルボーを浴びせると、柴田も打撃で応戦。2人はそのまま争いながらバックステージへ消えた。

COMMENT

KUSHIDA「いや〜、ほかの会場と比べても今日はとくに凄いすね、盛り上がりが。これはもう今年の『SUPER Jr.』。東北も大阪も関西も行ったけど、どこも凄いっすね。何回目かな？　『SUPER Jr.』6回目の出場ですけど、ここまで凄いとはね。もう、ここまで来たら、連戦ハイというかね。万全ではないけど、心は万全なんで。仙台……まあ、見ててください。キッチリBUSHIと、カタをつけて。決勝に3年連続進出してね。もう一つ。もう二つ、新日本プロレスジュニアの階段を上らせたいですね。任せてください！　KUSHIDAに、お任せください！」
※天山、中西、フィンレー、オライリーはノーコメント。

※柴田、KUSHIDA、ジュース、キャプテン、サイダルはノーコメント