BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年5月30日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 鳥取・米子コンベンションセンター（ビッグシップ）
観衆: 1,470人

第3試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦

バレッタ
チェーズ・オーエンズ

境界線

（2勝2敗＝4点）
（2勝2敗＝4点）

09分53秒　パッケージドライバー→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　2勝1敗で好調を維持するバレッタが、1勝2敗のオーエンズと対決。

　先に入場したオーエンズが、あとから登場したバレッタを奇襲。そのまま場外乱闘で試合が始まる。
　そこからオーエンズがバレッタをリング内へ押し入れ、観客に向かって両手を挙げてアピール。ところが、バレッタが立ち上がり、トペスイシーダで逆襲。
　しかし、オーエンズがまたも場外乱闘へ引き込み、イス攻撃をお見舞い。さらに、セコンドの高橋が暴行を加える。
　バレッタがようやくリングへ戻ると、オーエンズがショルダースルー、サーフボードストレッチ、トラースキックなどで猛攻。そして、ジャックナイフ式エビ固めで押さえ込むも、バレッタが跳ね返す。
　オーエンズの攻撃は続き、バレッタの首をトップロープへ打ちつける。そこからエプロン上での攻防となり、オーエンズがパッケージドライバーを狙う。しかし、バレッタがバックスープレックスでエプロンへ叩きつけ、ノータッチトペコンヒーロで追い討ち。
　リングへ戻り、バレッタが串刺しジャンピングバックエルボー、スイングDDT。そして、コーナー最上段からフライングボディアタックを繰り出すも、オーエンズがカウンタープリンスズスロウンで迎撃。さらに、（正調）プリンスズスロウンで追い討ちする。
　その後、オーエンズが雪崩式攻撃を狙うが、バレッタが雪崩式フランケンシュタイナーに切り返す。それをオーエンズがさらに切り返すも、バレッタが脱出し、低空ニーアタックをショートレンジでお見舞い。
　エルボー合戦を挟み、オーエンズが張り手からローリングソバット。そして、「サ〇クイット!!」と叫ぶも、バレッタがジャーマンスープレックスホイップで逆襲し、低空ランニングニーアタックで撃ち抜く。
　続いてバレッタはデュードバスターの体勢に入るが、オーエンズが回避して膝蹴りを浴びせる。すると、高橋が場外からパイプイスを手渡し、それを見たマーティー浅見レフェリーが厳しくチェック。
　ところが、オーエンズが浅見レフェリーを突き飛ばし、手に凶器をはめてバレッタを殴打。そして、パッケージドライバーで叩きつけ、3カウントを強奪した。

COMMENT

オーエンズ「ヘヘヘ、やったぞ。見ただろ？俺の勝利だ。まさに『BEST OF THE SUPER Jr.』の名にふさわしい勝ち方だった。残りはボビー・フィッシュ、ボラドール・ジュニア、リコシェか・・・。勝たないといけないのなんて百も承知さ。それだけ大きなプレッシャーを感じてるけど、BULLET CLUBはそんなものいとも簡単に跳ね返すさ。それだけイカした集まりなんだ」

バレッタ「汚いやり方にやられてしまった。今日は大事な試合だったのに・・・。負けた。それだけだ。俺はニセAJスタイルズにやられたんだ。タイツをつかんで殴ってきたり。そうだよな。チェーズ、ニセAJよ、お前、凶器をタイツの中に隠しただろ？それで俺を殴ってから。お前が（試合後に）何をしゃべったかなんて知らないけど、お前が汚いやり方で来るのはわかってた。次は何でも凶器にしてやっつけてやるからな」