BEST OF THE SUPER Jr.XXIII
- 日時
- 2016年5月29日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ
- 観衆
- 1,340人(超満員)
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第8試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
1勝2敗のKUSHIDAと、3勝0敗の田口隆祐が激突。
コングと同時に、両者のコールが鳴り響く中、KUSHIDAが耳元に手をあてコールを要求。すると、場外はKUSHIDAコールへ。
まずは両者素早いグランドの攻防で会場を沸かしていく。続いて、両者リストの取り合いへ入るが、再びグランドの攻防へ。さらには、両者のスピーディーなロープワークが展開されると、大歓声が沸き起こる。
そして、先にKUSHIDAが田口の腕を掴み、そのままリングに叩きつけ、仕掛けていくと、田口もKUSHIDAの前方回転エビ固めをかわし、KUSHIDAの顔面へ低空ドロップキックを発射。続けて、KUSHIDAの顔面へランニング式のヒップアタックの連打。さらに、田口は場外からのエプロンサイドのKUSHIDAの顔面へもヒップアタックを見舞っていく。
しかし、KUSHIDAも力のこもった逆水平チョップを放ち、ハンドスプリングエルボーを狙うも、これは田口が待ち構えていたかのように、KUSHIDAが倒立状態になったところを低空ドロップキックで迎撃。それでも、KUSHIDAも断崖式の変型のアームブリーカーで反撃に出ると、田口の腕に蹴りの連打。さらに、KUSHIDAは低空ドロップキックからセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションを狙っていく。だが、田口はこれをギリギリでかわすと、そのままKUSHIDAの足をとり、オーマイ&ガーアンクルへ。しかし、KUSHIDAはこれをなんとか足で蹴飛ばし逃れると、ロープへ走った田口へハンドスプリングヒールキックを放ち、田口を蹴散らす。すると、KUSHIDAは場外の田口へトペ・コン・ヒーロを発射。そして、すぐにさまリング上に戻ったKUSHIDAは、リングインする田口の顔面へランニング低空ドロップキックを見舞っていく。さらに攻撃の手を緩めないKUSHIDAは、ムーンサルトプレスを決める。田口はこれをカウント2で返すも、KUSHIDAは続けてホバーボードロックを極める。だが、これは田口がなんとかロープへエスケープ。さらに、KUSHIDAは飛びつき式のフロントネックロックの体勢に入るも、田口はブレーン・バスターで切り返す。続けて、田口はスリー・アミーゴスを狙うが、これはKUSHIDAが田口のバックに回り込み逃れる。しかし、田口はすぐさまKUSHIDAの足をとり、再びオーマイ&ガーアンクルを極める。だが、KUSHIDAも体勢を入れ替え、田口を固めていく。ならばと、田口はどどんを狙っていくが、これもKUSHIDAは前方回転エビ固めで切り返す。そして、両者がフォールの取り合いで、目まぐるしいグランドの攻防を展開。そんな中、KUSHIDAはローリングエルボー、オーバーヘッドキックから、ホバーボードロックを狙っていく。しかし、田口はKUSHIDAに腕をとらせず、逆にどどんを決める。
終盤、両者リング中央で激しいエルボーの打ち合いから、田口が低空ドロップキック、延髄斬り2連発を放つ。そして、ここを勝機とみた田口は、ギタりのポーズからヒップアタックへ。しかし、KUSHIDAはこれを間一髪かわすと、そのままシェル・ショックを決め、オートマティック・ミッドナイトを炸裂させる。だが、田口はこれをカウント2で返す。
しかし、最後はKUSHIDAがホバーボードロックを田口に切り返されながらも、腕ひしぎ十字固めを極めて、田口からギブアップを奪った。
COMMENT
田口「(IWGP Jr.)チャンピオンと真っ向からぶつかり合って、この結果ですから。これがいまの力ということで。いまの実力、パワー、テクニック、スピード、すべてチャンピオンに劣ったということで。これを、この負けをムダにせず。まだ1敗ですから。いよいよ、本気になります(キッパリ)。ハイ、いよいよ本気になります。残り全勝。(SUPER Jr.)優勝。(6・19)大阪城ホール、(IWGP Jr.戦で)KUSHIDA選手にリベンジします。KUSHIDA選手にふざけるきっかけを与えてもらって、真面目に戻るきっかけもまたKUSHIDA選手に、スイッチを押してもらいました。僕の“やる気スイッチ”を知っている唯一のKUSHIDA選手、感謝してます。また優勝して、ベルト挑戦したら、またスイッチ押していただきたいんですけどね。またベルトを獲るまで、とりあえず“やる気スイッチ”を押されました。ありがとうございました」