6・19大阪で行なわれるIWGPヘビー戦・内藤vsオカダの前哨戦。
　
　オカダ組→内藤組の順で入場し、最後に現れた内藤がIWGPベルトを特設ステージへ置き去り。それをホワイトが回収するも、内藤は決してベルトを受け取らない。
　
　そんな中、オカダと内藤の先発で試合が始まり、両者へ向けたコールで会場が二分される。その後、オカダがロープ際で不意打ちに出るが、内藤が回避してトーキック＆ハンマーブロー連射。すると、オカダがカウンターエルボーからフライングメイヤーを繰り出すが、内藤が青コーナーへエスケープした。
　後藤対EVILの場面。後藤がヘッドロックで絞り、ショルダータックルで追撃。すると、EVILもタックルを返し、追走式ジャンピングエルボーをお見舞い。だが、後藤がさらにタックルを食らわせ、背中へサッカーボールキックを浴びせる。
　後藤の攻勢は続き、串刺しラリアット、ブルドッキングヘッドロック。そこからロープへ走るも、控えの内藤が背中を蹴り、大規模な場外乱闘が勃発。ここからLOS INGOBERNABLES de JAPONが後藤を捕まえ、集中砲火を仕掛ける。
　しかし後藤は、EVILのEVILを回避し、カウンター牛殺しで逆襲。そして、SANADAにローリングラリアット、内藤に変型バックブリーカーを見舞い、ようやくオカダとスイッチ。
　そのオカダは、内藤にフロントハイキック、串刺しジャンピングバックエルボー、SANADAにショルダースルー。さらに、DDT、ランニングエルボースマッシュで内藤へ追撃する。だが、内藤はドラゴンスリーパー式バックブリーカーで巻き返し、オカダの後頭部へ低空ドロップキックをお見舞い。さらに、マンハッタンドロップ、コンプリートショット、プルマブランカ、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックへ繋ぐ。
　それでもオカダはエルボースマッシュを繰り出すが、内藤がジャンピングエルボーアタックで報復。タッチを受けたSANADAが串刺しジャンピングバックエルボーからSkull Endを仕掛けるが、オカダが脱出し、フラップジャックで逆襲した。
　バレッタ対SANADAとなり、バレッタがコーナー最上段からフライングボディアタック。さらに、SANADAのラリアットをかわして延髄斬りを浴びせ、串刺しジャンピングバックエルボー、スイングDDTで追撃。
　それでもSANADAはジャーマンスープレックスを繰り出すが、バレッタがバク宙で着地し、ジャンピングニーアタックを見舞う。ここでCHAOSのトレイン攻撃となり、オカダが串刺しバックエルボー、後藤がカウンターミドルキック、バレッタが低空ランニングニーアタック。
　次にバレッタはSANADAにデュードバスターを仕掛けるが、EVILがトラースキックでカット。ここから混戦となり、後藤がEVILにカウンターニールキック、内藤が後藤に低空ドロップキック、オカダが内藤にドロップキック、SANADAがオカダにスワンダイブミサイルキック。
　すると、バレッタがSANADAにカウンタートラースキックを浴びせ、ロープへ走る。しかし、SANADAがカウンターTKOで叩きつけ、最後はSkull Endで決着をつけた。

内藤「オカダのコメントをね、俺は新日本プロレスモバイルサイトでチェックしてますよ。オカダになにか元気がないような気がするのは、気のせいかな？ これは作戦なのか、それとも近くに外道が、そして木谷（高明）オーナーがいないから、ちょっと心細くなってんじゃないの？ いや、ウソでもいいからさ、強がってくれよ、オカダ。強がって、生意気だった頃のオカダを、新日本プロレスを応援して下さる皆様も、そして俺自身も望んでんだよ、オカダ。な？ 元気を出してくれよ。そこは、ノー・トランキーロでたのむぜ、オカダ」
※EVIL＆SANADAはノーコメント
 
オカダ「内藤さんは、よくわからなくなってきました。ま、これだけ（一関大会が）7年ぶりがどうだとか、そんなこと言ってるわりには乱入したり、何がしたいかわからないッスよ。それが内藤さんの言うトランキーロかもしれないですけど、毎回言ってるように、俺はもう焦らなきゃしょうがない状況なんでね。何回でもやってやる」
後藤「俺が見えないって？ どっかで聞いたことあるセリフだな。“キング繋がり”か？ そんな個性的な風貌のくせにコメントに個性なしか？ もっと自分の野心でも語ってみろよ！ 『（レスリング）どんたく』がクソの役にもたってねーな」
※バレッタはノーコメント