CHAOSvs鈴木軍のタッグマッチ。第16代NEVER王者の鈴木は、4月27日広島で後藤から同王座を奪取。6月11日大阪のリターンマッチでも後藤を下している。
鈴木&ザックがゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり場外乱闘で試合がスタート。鈴木が矢野、ザックが後藤を徹底的に痛めつける。
そのままリング上は矢野対鈴木となり、鈴木がチキンウィングアームロックで絞り上げる。そこからザックが登場し、鈴木と共にダブルで腕ひしぎ逆十字固めを極める。
矢野の劣勢は続き、鈴木&ザックが多種多様な関節技で何度も悶絶させる。だが、矢野はマンハッタンドロップでザックに逆襲。ようやくタッチを受けた後藤が、カウンターショルダータックル、串刺しニールキック、バックドロップで追い討ちする。
次に後藤はダイビングエルボードロップを放つが、ザックが腕をキャッチして固めて行く。そして、変型オーバーヘッドキックから卍固めを極めるが、後藤が脱出し、牛殺しで逆転に成功。
矢野対鈴木となり、矢野が顔面攻撃からニュートラルコーナーのクッションを取り外す。そして、鈴木の突進をかわしてコーナーに追い込むが、金具との衝突を免れた鈴木がYTRアピールを背後から妨害。
それでも矢野は鈴木を金具へスローイングし、再びYTRアピールを開始。そして、鈴木の接近を予知して途中で振り返るが、鈴木は動じずにボディブローを浴びせる。
さらに鈴木がエルボーとフロントハイキックを食らわせると、矢野は悲鳴をあげて逃走。しかし、鈴木が引き戻して膝蹴りを見舞い、場外へ転落させる。すると、すぐさまセコンドのエル・デスペラードとTAKAみちのくが矢野をリングへ戻す。
続いて鈴木は矢野にランニングローキックを食らわせ、急所攻撃をブロックして一本足頭突きをお見舞い。これで矢野が再び場外へ落ちると、すぐさまザックが襲い掛かる。
そのザックを後藤が分断すると、鈴木も場外へ降りて矢野を鉄柵へ叩きつける。そして、リング下からロープを取り出し、矢野の体をグルグル巻きにする。
佐藤健太レフェリーの場外カウントが続く中、鈴木はロープで矢野の首を絞め、張り手を浴びせる。そして、スリーパーホールドを仕掛けるが、その前に矢野がバックキックで急所を攻撃。
そして、矢野が素早くリングへ飛び込んだ直後にカウント20が数えられ、鈴木がまさかのリングアウト負けとなった。
試合後、矢野は鈴木のNEVERベルトを盗んで肩にかけ、YTRアピール&デニーロポーズを敢行。そして、走って逃げてしまう。
激怒した鈴木はパイプイスで海野翔太の背中を滅多打ちにし、赤コーナーの花道を下がって矢野を追いかける。
一方、ザックは佐藤レフェリーの首をフロントネックロックで絞め上げ、KOしてしまった…。