BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年5月21日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,736人（超満員札止め）

第5試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Aブロック公式戦

境界線

（0勝1敗＝0点）
（1勝0敗＝2点）

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第4試合終了後、テレ朝チャンネルの解説席にオカダが登場。
　
　そこから始まった第5試合は、フィンレーvsロメロの『SUPER Jr.』Aブロック公式戦。

　あとから入場したフィンレーが奇襲を仕掛け、いきなり場外乱闘で試合がスタート。そのまま西側の観客席で激しくやり合う。
　先にリングへ戻ったフィンレーは、深手を負ったロメロを待ち構え、再び場外戦へ持ち込む。これでロメロの動きは完全にストップし、フィンレーが腕への集中攻撃を開始。試合の流れを完全に支配する。
　しかしロメロは、フィンレーのダイビング技を下からのドロップキックで迎撃。そして、「フィンレー！ナカスゾ、コノヤロー！」と叫ぶと、スワンダイブフライングボディアタック。さらに、ヘッドシザースホイップでフィンレーを場外へ落とし、エプロンからランニングニーアタックを食らわせる。
　続いてロメロは、フィンレーをコーナー最上段へ固定し、ランニングニーアタック2連発。さらに、フィンレーをトップロープ上へ乗せ、ミサイルキックをヒットさせる。
　するとフィンレーは、串刺しバックエルボー、バックドロップなどで逆襲し、カミカゼの体勢に入る。これをロメロがウラカン・ラナに切り返そうとするも、フィンレーがこらえてマフラーホールドで捕獲。ロメロが激しくもがくと、腕ひしぎ逆十字固めへ移行する。
　続いてフィンレーは、串刺しエルボースマッシュ3連発で追い討ちし、4発目を狙う。だが、ロメロが追走式串刺しラリアットで逆襲し、得意の連続串刺しラリアットを敢行。しかし、フィンレーがカウンターラリアットで巻き返し、今度こそカミカゼで叩きつける。
　次にフィンレーはジャーマンスープレックスを狙い、ロメロに抵抗されるとダルマ式ジャーマンを仕掛ける。だが、ロメロが前方回転エビ固めに切り返し、カウンタージャンピングニーアタックをお見舞い。
　さらにロメロは、その場飛びスライスブレッドでフィンレーに追撃し、最後はジャンピングニーアタックで葬った。

COMMENT

ロメロ「ニシザワさん！」
（※通訳の西澤管理部長に、隣に座るように指示する）
ロメロ「お酒を飲み過ぎてフラフラの状態を、日本語で何と言うんだ？」
西澤「『飲み過ぎ』です」
ロメロ「ノミスギ！良い名前だ。じゃあ、今日出した、俺の新しい決め技の名前は、『ノミスギニー（膝）』にしよう。今夜が『ノミスギニー』を決めた1日目だ。でも、明日も明後日も、これを繰り返し使っていく。そして、どんどん良い技に仕上げる。俺は“暗闇のトリックスター”。俺、ロッキー・ロメロが『BEST OF THE SUPER Jr.』、必ず優勝する。フォーエバー！フォーエバー！ノミスギー！」

フィンレー「（※ホワイトに肩をかり、コメントブースに登場すると、そのまま椅子に倒れ込む）今日の対戦相手、ロッキー・ロメロ選手。彼とは何回も闘って、何回も闘いの厳しさを教えてくれた。この『BEST OF THE SUPER Jr.』誰もが、『自分が王者になる』、誰もが勝つつもりで参加している。今日は負けてしまった。だが、これからは負けるわけにはいかない。そして、また明日がある。明日、また頑張ってみせる」