BEST OF THE SUPER Jr.XXIII

日時: 2016年5月21日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,736人（超満員札止め）

第3試合 20分1本勝負

リコシェ
チェーズ・オーエンズ

キャプテン・ニュージャパン
高橋裕二郎

ヨシ・タツ
バッドラック・ファレ

棚橋弘至
ケニー・オメガ

境界線

09分29秒　グラネード→片エビ固め

MATCH REPORT

　6・19大阪で行なわれるIWGP IC戦ラダーマッチ・オメガvs棚橋の前哨戦。
　
　BULLET CLUBはラダー（折り畳み式の脚立）を始めとする凶器を持って入場。そして、ファレがいきなり阿部誠リングアナウンサーを突き飛ばす。
　
　そんな中、リコシェ対オーエンズで試合が始まり、オーエンズがサミングで不意打ち。さらに、倒立からのヘッドシザースホイップでオーエンズを投げ、ドロップキックで場外に落とす。そして、セカンドロープからムーンサルトで着地し、大コールを浴びた。
　ヨシタツ対高橋の場面。ヨシタツがドロップキックで高橋を倒し、胸板へローキックを連発。ところが、控えのオーエンズが背後から髪の毛を掴み、高橋がエルボーで逆襲。
　ここからヨシタツのローンバトルとなり、オメガがTシャツで首を絞める。さらに、ファレがボディアタックで控えの棚橋＆キャプテンを吹き飛ばし、ボディスラム、踏みつけ攻撃でヨシタツに追い討ちをかける。
　苦しくなったヨシタツは、オメガの串刺し攻撃から逃れ、ココナッツクラッシュで逆転。タッチを受けた棚橋が、ドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドでオメガに追撃して行く。
　続いて棚橋組が高橋にトレイン攻撃を仕掛け、ヨシタツが串刺しラリアット、キャプテンが串刺しバックエルボー、リコシェが串刺しダブルニーアタック。さらに、ヨシタツがランド・オブ・ライジングニー、リコシェがその場飛びシューティングスタープレスで高橋に追撃。そして、ヨシタツがオーエンズをカウンターニールキックで蹴散らし、リコシェがノータッチトルニージョで高橋＆オーエンズを押し潰す。だが、オメガはカウンター逆水平チョップ、ジャンピングニーアタックで棚橋に逆襲した。
　キャプテン対ファレの場面。キャプテンがヒラボトムからフォールに行くも、高橋とオーエンズがカット。すると、キャプテンはカリビアンデスグリップを繰り出すが、ファレが振り払い、カウンターラリアットで報復。そして、グラネードで一気に勝負を決めた。

COMMENT

オメガ「いいか？今日の結果の前に、一言言っておく。（※手にTシャツを持って）これが新しいヤングバックスのTシャツだ。正面は、グロテスクで美しい。後ろには『S××K IT』と書かれている。このTシャツが売れないわけがない。そして、今日の試合だが、タナハシは髪の毛を長くしたり、あんな姿をしているが、格好良いということは何の意味もない。俺の前に立てば、アイツは10分も持たない。そういう存在に過ぎない。この『BEST OF THE SUPER Jr.』のシリーズ中、毎日毎日闘ってやってもいい。いつでもタッグマッチの中で顔を合わせる。そして、俺と仲間がオマエに教えてやるんだ。俺たちが強いことを。タナハシは腕をケガしているという噂もあるが、そんなこと俺たちは気にしない。徹底的にオマエを痛めつけてやる。そして、大阪城ホールでは、コテンパに叩きのめしてやる。約束する。むしろ、タナハシは大阪城ホールに出るのをやめた方がいい。代わりのヤツ、キャプテン・ニュージャパンでも出せよ。その方がいい。俺こそが最強だ。タナハシは偽りの王者だった。今度こそ、タナハシの最期だ。グッバイ。グッナイ」
※ファレ、高橋、オーエンズはノーコメント

キャプテン「ハァハァ、このシリーズ、私にとってハンターチャンスが……毎日のように、ハンターチャンスだな。必ずこのハンターチャンスをな、活かしてやるからな」
ヨシタツ「試合より、棚橋さんの肩が心配で……なんか、どう言っていいかわからないですけど……とにかく怪我が大事に至らないことを祈ります」
※棚橋は、担架で医務室へ運ばれた。
※リコシェはノーコメント