レスリングどんたく 2016

日時: 2016年5月3日(火) 15:30開場　17:00開始
会場: 福岡・福岡国際センター
観衆: 5,299人（超満員）

第9試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ

オカダ・カズチカ
SANADA

境界線

15分11秒　レインメーカー→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　遺恨を深めるL・I・JとCHAOS。SANADAが新日本での初のシングルマッチで、前IWGPヘビー級王者のオカダと対峙。

　開始のゴングと同時に場内はオカダコールに包まれる。両者はロックアップからリストの取り合いへ。SANADAをロープに追い詰めたオカダはクリーンブレイクするも、SANADAはそのスキをついてエルボー。だが、オカダも低空ドロップキック、ペ・アトミコで反撃。しかし、SANADAはオカダに見せつけるようなリープフロッグからドロップキック。そして、オカダを場外に連れ出すと鉄柵攻撃。さらには黒いバットで首を絞めると、続けて固い場外フロアでパイルドライバー。ダメージの深いオカダはカウント19でリングに生還。
　リング上、SANADAはパイルドライバーからチンロック。さらにエルボー合戦を制すると、追撃の串刺しエルボー。続いてバックドロップを狙うが、これを切り返したオカダは、ロープに飛んだSANADAにフリップジャック。さらにSANADAをトップロープに座らせると、打点の高いドロップキックを叩き込み、場外戦へ。オカダはSANADAを鉄柵に投げつけると、フロントキックをお見舞いし、さらにSANADAの足を鉄柵に乗せて、そのままDDT。
　SANADAをリングに戻したオカダは、ボディスラムからトップロープに登るが、これを交わしたSANADAは、スワンダイブのドロップキックでオカダを場外まで吹き飛ばす。続けてノータッチプランチャを披露し、場内のどよめきを誘う。SANADAはオカダをリングに戻すとバックドロップ。さらにSkull Endを狙うが、これはオカダがうまく切り抜けてリバースネックブリーカーへ。
　ここで両者はエルボー合戦。そこからオカダは串刺しエルボー、DDT、走り込んでのカチ上げ式のエルボーと波状攻撃。さらに低空ドロップキック3連発をお見舞いし、トップロープからダイビングエルボー。ここでオカダはレインメーカーを狙うが、SANADAはこれを切り抜けてSkull Endへ。オカダはなんとかロープエスケープ。
　勢いに乗るSANADAはタイガースープレックスを決めるがカウント2。そして、RKOも繰り出すが、これもオカダはカウント2でキックアウト。ここを勝機と見たSANADAはラウンディングボディプレス。だが、オカダは間一髪で交わす。そして、オカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、SANADAは回避。ならばとオカダは、ロープワークからドロップキックをヒット。そしてレインメーカーの体勢に入るが、SANADAはSkull Endの体勢へ。だが、これをオカダはツームストンパイルドライバーに切り返し、最後はレインメーカーを叩き込んで3カウントを奪取した。

COMMENT

オカダ「まぁレベルの違い、わかったでしょ？これが、新日本プロレスのトップのレベルだ。新日本プロレスのレベルとしては、もっと低いかもしれねぇが、トップのレベルだ。そんじょそこらとな、一緒にされちゃ困るんだよ」
外道「オイ！SANADA！オメェも頑張ったけどよ、レインメーカーとオメェじゃ、レェェベルが違うんだよコノヤロー」

SANADA「（※頭を抱えながらインタビュースペースに戻って来て）一つだけいいですか？オカダ・カズチカ、俺との抗争はゴールがないんだよ」