4.10両国でNEVER無差別級6人タッグ王座を獲得した棚橋&ヨシタツ&エルガン組が、前王者組のオメガ&マット&ニック組とリマッチ。
ゴング前にオメガが棚橋を挑発し、そのままもつれ合いとなって試合開始。棚橋組は相手チームの3人をまとめてトレイン攻撃。さらに3人で相手チームのそれぞれを同時にブレーンバスターで投げると、場外に落ちたオメガ組に対して、ヨシタツがプランチャ。さらに棚橋がハイフライフローフロムエルガン。リングに戻ると、エルガンがオメガに対してジャーマン。さらに棚橋がハイフライフローを狙うが、これはヤングバックスがカット。そして、今度はオメガ組が棚橋組を場外投棄すると、3人揃ってトペ・スイシーダを敢行。
リング上ではオメガ組がヨシタツに3人がかりで集中攻撃。しかし、一瞬のスキをついてヨシタツはニックにドロップキックを叩き込み、エルガンとスイッチ。エルガンはマットをラリアットで蹴散らすと、ニックも場外投棄。さらにオメガにアバランシュホールド、ニックにはファルコンアローをお見舞い。そして、ニックに対してトレイン攻撃から、エルガンは雪崩式のアバランシュホールド。ここでオメガが乱入するも、棚橋はドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドに捕らえる。すかさずニックがカットに入るも、棚橋はニックにもテキサスクローバーホールド。しかし、ここでオメガがスプレー攻撃。
ここからリング上は一気に混戦模様に。オメガ組はスプレーを服部レフェリーに誤爆。さらにオメガは服部レフェリーに故意に急所攻撃を見舞い、リング上をレフェリー不在の無法状態に持ち込む。
ヤングバックスは場外に長机をセット。オメガはラダーをリングに持ち込むと、そのまま棚橋とエルガンに一撃。そして、ラダーをコーナーに立てかける。しかし、ここでエルガンがオメガ組を蹴散らすと、マットをパワーボムでラダーに投げつける。続いてエルガンはコーナーに登るが、オメガがスプレー攻撃。さらにオメガ組は場外の机めがけて、エルガンを3人がかりでパワーボムのようなかたちで叩きつける。
リング上、ヤングバックスは棚橋にラダー攻撃を狙うが、棚橋は間一髪でよける。ここでヨシタツが登場すると、オメガ組をジャンピングニーで蹴散らす。さらにヨシタツはオメガにスパインバスター、そしてペディグリーの体勢に入るが、ヤングバックスがトラースキックでカット。さらにオメガ組はヨシタツに、3人がかりでスーパーキック。そして、最後はオメガがグロッキー状態のヨシタツに片翼の天使を炸裂させて、3カウントを奪取。オメガ組がベルト奪取に成功した。
COMMENT
オメガ「さあ、タナハシ、俺を見るんだ。俺は誰にも負けないほどのハードな闘いをしてきた。いろんなスタイルでな。それをお前は知らない。その上で俺はカネが欲しくてこのリングにやって来た。それに、ここには最高のプロレスがあるからな。タナハシ、俺はこの世界を変えていくんだ。このベルトがある限り、ここは俺の庭だ。タナハシ、俺はお前が思っているほどキャリアがないわけじゃない。いろんなスタイルを経験してきてるんだからな。次はまた違ったスタイルでの勝負だ。それは、どちらがこの業界での生命を終えるかの闘いだ」
ニック&マット「(※ベルトの感触を確かめながら)ああ、気分いいぜ。(※ケニーに)お前もだろ?」
オメガ「お前がシングルマッチを望むなら、再戦を望むなら……そうだ、ROHで闘うのもいいな。そしてそこで……」
ケニー&ニック&マット「(※3人で声を合わせて)THE ELITE、ELITE、THE THE ELITE……(※と叫びながら控室へ向かった)」
棚橋「残念ながら、NEVERのシックスメンのベルトは失ってしまったけど、俺はこのままじゃ終われないから。俺は、このままじゃ終われない。さらに進化を続けるから。是が非でも、ケニーに『イエス』って言わせないといけなかった。まぁ形はどうあれ、『イエス』って言ったんだから、それに向けて、俺はこのままじゃ終わらないから、絶対に」
※エルガン、ヨシタツはノーコメント