@njpw1972
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ケニーが再びベルトを手にして勝ち名乗りを上げているところに棚橋がリングサイドにやって来る。エプロンからロープをくぐったところで、その姿に気づいたオメガはマイクを手にした。
「オサキニドーゾ」と棚橋にマイクを渡す。その瞬間、会場は大「棚橋」コールに包まれた。棚橋はそれを遮るように、「ケニー、答えはシンプルだ。次、このインターコンチ（ネンタルのベルトに）、俺が挑戦する」と2.14長岡での王座決定戦で敗れたリマッチを要求した。
しかし、ケニーの答えは……。「タナハシサン、俺は知ってるさ。あなたが寂しがってるのは、どういう結果だったからか。俺の答えもいたって簡単だ。それは……」と言ったところで、棚橋の急所を蹴り上げる。
その場にダウンした棚橋に対し、「タナハシ、俺の答えは、そう俺の答えは『NO!』だ」と告げると、リング下から持ち出したラダーで殴りつける。
ゴングが乱打される中、棚橋の体をまたぐようにラダーを設置したケニーは、ベルトを手に上った。そして再びマイクを手にして、「ソノママ、オトナシクネテナサイ。タナハシ、お前にはっきり言っといてやる。今さらやっても同じことだ。シングルマッチであってもな。この前と同じだ。それこそが“It's REAL”さ」とラダーの上に立って、BULLET CLUBのシンボルであるピストルサインを棚橋に向けて、大会を締めくくった。
