Road to レスリングどんたく 2016
- 日時
- 2016年4月27日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 福岡・博多スターレーン
- 観衆
- 864人
-
第7試合 60分1本勝負
IWGPインターコンチネンタル選手権試合-
ケニー・オメガ
-
マイケル・エルガン
- (第13代チャンピオン)
- (チャレンジャー)
※第13代王者オメガが初防衛に成功レフェリー|レッドシューズ海野 -
MATCH REPORT
(第13代チャンピオン)ケニー・オメガと、(チャレンジャー)マイケル・エルガンが激突。
コング開始直後から、エルガンコールが沸き起こる中、両者組み合うと、エルガンはオメガを力任せに放り投げていく。しかし、オメガもサミング応戦するが、エルガンは飛び越えようとしたオメガを空中で抱きかかえると、そのままパワースラムでリングに叩きつけていく。続けて、エルガンは滞空時間の長いブレーン・バスターでオメガを放っていく。これには、オメガも場外へエスケープ。オメガは場外にあるホウキ、ガレージ缶、スプレーで攻撃を試みるも、エルガンはこれに動じず、強烈なエルボーを見舞っていく。しかしオメガはバックエルボー、トラースキックで反撃出ると、今度はハシゴでエルガンへ攻撃を見舞っていく。だが、これもエルガンは受け止め、逆にオメガを鉄柵に打ちつけていく。続けて、エルガンはハシゴをオメガに投げつけようとするが、オメガはハシゴを持ったエルガンへドロップキックを放っていく。これで動きの止まったエルガンを抱え上げると、そのままパイルドライバーで、エルガンの脳天をガレージ缶に突き刺していく。
場外カウント19でリングに戻ったエルガンを、オメガはすぐさま持ち上げると、カミカゼ、セカンドコーナーからのムーンサルトプレスを決めていく。さらに、オメガはエルガンの髭を引っ張ったり、トップロープへエルガンの顔面を擦りつけるラフファイトを展開。
苦しい状況のエルガンは、力ずくでオメガの頭部をコーナーマットに叩きつけると、強烈な逆水平チョップで反撃。しかし、オメガも素早いロープワークから低空ドロップキック、コタロー・クラッシャーを決め、エルガンにペースを握らせない。
さらにオメガは、場外にエスケープしたエルガンにノータッチトペコンヒーロを発射。これはエルガンに的中するも、オメガも鉄柵に足を打ちつけ、悶絶。
足を気にしながらも、オメガはリングの下からテーブルを持ち出し組み立てると、なにか技を狙っていく。しかしエルガンはこれをこらえると、オメガへ串刺しラリアット2連発を見舞っていく。続けて、エルガンは向かってくるオメガを担ぎ上げると、アバランシュホールドでリングに叩きつけていく。さらに、エルガンはコーナートップに座るオメガの顔面へ延髄斬りを放つ。続けて、エルガンはぶっこ抜きファルコンアローを狙うも、これはオメガが足払いでエルガンの体勢を崩し、なんとか逃れる。そして、オメガはコーナートップからのダイビングクロスボディアタックを狙うが、なんとエルガンは飛んでくるオメガをそのままキャッチすると、そのままオメガの後頭部をリングに叩きつけていく。
終盤、エルガンが延髄斬りから両腕交互のラリアットの連打を見舞えば、オメガはジャンピングニー、投げっぱなしドラゴンスープレックスで応戦。さらに、オメガはぶっこ抜きシットダウン式パワーボムを決めるも、エルガンはカウント2で返す。ならばと、今度はオメガがラリアットを放つも、エルガンはこれをこらえると、ローリングエルボー、左腕のラリアットを打ち込むと、オメガは一回転。ここを勝負とみたエルガンは、ぶっこ抜き雪崩式ファルコンアローを敢行するが、オメガもカウント2で返す。
互いに体力も限界に近い中、エルガンはパワーボムの体勢でオメガを抱え上げると、そのままリング上から場外のテーブルに向かって、オメガを放っていく。この危険な技に場内が騒然とする中、場外に放り捨てられたオメガはグロッキー。
そして、海野レフェリーが場外カウントを進める中、エルガンが場外カウントを止めると、オメガをリングに上げ、フォール。しかし、オメガも意識が朦朧とする中、なんとかカウント2で返す。
ならばと、エルガンコーナートップからの捻り式セントーンを発射。しかし、オメガはこれを間一髪かわし、ヘッドシザースホイップを狙うも、エルガンはこれもこらえ、そのままオメガを持ち上げ、コーナーに投げ捨てる。そして、とどめのエルガンボムの体勢へ。
だが、ここでオメガは体勢を入れ替え、リバースフランケンシュタイナーで切り返すと、ジャンピングニーから2発目のリバースフランケンシュタイナーを敢行。さらに、オメガは膝のサポーターをずらし、ランニングニーを狙うが、エルガンはカウンターのかち上げ式ラリアットで迎撃。そして、エルガンはすぐさまパワーボムを放つが、オメガはこれもカウント2で返す。だが、エルガンは攻撃の手を緩めることなく、再びエルガンボムを狙い、オメガをコーナーマットに投げつけるが、オメガはコーナーに後頭部を打ちつけながらも、すぐさまジャンピングニーを発射し、エルガンの顔面に的中すると、続けてランニングニーを2連発で決める。そして最後は、オメガが片翼の天使を炸裂させ、エルガンから3カウントを奪い、大激闘の試合を制し、ベルトを防衛した。