Road to レスリングどんたく 2016
- 日時
- 2016年4月27日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 福岡・博多スターレーン
- 観衆
- 864人
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第5試合 30分1本勝負
スペシャル8人タッグマッチレフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
石井智宏と内藤哲也、オカダ・カズチカとSANADA、後藤洋央紀とEVILが8人タッグマッチで激突。
石井と内藤が先発で試合開始するも、内藤は石井と組み合わず、BUSHIとタッチ。そして、石井がBUSHIと組み合った直後に、内藤が石井を背後から襲撃。しかし、CHAOSサイドもすぐさま外道がBUSHIを襲っていくと、外道はそのまま場外へ。リング上では、石井が内藤にエルボーを振り下ろしていくが、BUSHIがストンピングの連打を石井に見舞い、妨害。だが、石井は強烈なエルボーで内藤を蹴散らすと、BUSHIにもエルボーを放ち、外道とタッチ。
石井と外道は合体のショルダータックルをBUSHIへ見舞っていく。続けて、外道はBUSHIの頭部へナックルパートの連打を放っていくが、BUSHIもDDTで反撃すると、SANADAとタッチ。
SANADAは外道をCHAOSサイドに押し返していくと、オカダを指さし、リングインを要求。これに応じ、オカダがリングインすると、両者ヘッドロック合戦から、オカダがショルダータックルでSANADAをぶっ飛ばしていく。続けて、オカダはレインメーカーを狙うと、SANADAはこれをかわし、バックをとると、そのままSkull Endを極める。しかしこれはCHAOSがカットに入ると、両軍入り乱れ、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがCHAOSに鉄柵攻撃を敢行。
リング上では、SANADAとタッチしたBUSHIが、着ていたTシャツでオカダの首を締め上げていくと、すぐさまEVILとタッチ。
代わったEVILは、オカダの胸板に強烈な逆水平チョップを放つと、ストンピングの連打、サーフボードストレッチを見舞っていく。
EVILとタッチして入った内藤は、エプロンサイドの石井へツバを吐きかけ、石井を挑発。そして、すぐさまSANADAとタッチ。
SANADAはオカダの素早いロープワークを高さのあるジャンプでかわしていくと、カウンターのドロップキックをオカダの顔面へ見舞っていく。
直後に、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはCHAOSを襲撃。しかし、オカダもエルボースマッシュ、リバースネックブリーカーで反撃に出ると、両者後藤とEVILとタッチ。
両者、強烈なエルボー合戦から、後藤がラリアット、ミドルキック、村正、ジャンピングエルボードロップを連続で放っていくと、バックドロップの体勢へ。しかしこれはEVILがなんとか逃れると、両者追走式のジャンピングエルボーアタックを決める。続くラリアットの打ち合いを、両者それぞれかわしていくと、後藤がカウンターのエルボーからミドルキックを放つ。しかし、EVILは後藤の足を掴み、これを堪えると、スイングネックブリーカーで後藤の後頭部をリングに叩きつけ、内藤とタッチ。
後藤は内藤のエルボーを喰らいながらも、ロープへ走った内藤へカウンターのミドルキックを蹴り込み、石井とタッチ。
石井はショルダータックルで内藤をぶっ飛ばすと、逃げ場のないコーナーで、気持ちのこもったエルボー、逆水平チョップ連打を見舞っていく。
さらに、石井はパワースラムで内藤をリングに叩きつけると、バックドロップの体勢へ。しかし、内藤はこれを嫌いエルボーの連打で逃れると、石井の後頭部を自身の膝に打ちつけ、低空ランニングドロップキックで反撃に出る。続けて、内藤はコーナーミサイルを的中させ、ミサイルキックを狙うが、これは外道が内藤の足をとり阻止すると、石井は内藤をとらえ、セカンドコーナーからの雪崩式ブレーン・バスターを決める。そして、石井はラリアットを狙うも、内藤はこれを間一髪かわすと、足をとらせての延髄斬り、マンハッタン・ドロップ、コンプリートショットを連続で放っていくと、そのままリング中央でプルマ・ブランカを極める。CHAOSがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに抑えられ、カットに入れない状況の中、石井は力を振り絞り、なんとかサードロープへエスケープ。
内藤とタッチしたBUSHIは、低空ドロップキック、低空ランニングドロップキック、ミサイルキックを連続で決めていくと、内藤と合体の低空ランニングドロップキック、EVILと合体のミサイルキックも見舞っていく。さらに、BUSHIはエムエックスを狙うも、これは石井がギリギリでかわすと、外道がBUSHIへトラースキック、EVILが外道へローリングエルボー、後藤がEVILヘラリアット、SANADAが後藤へTKO、オカダがSANADAへドロップキック、内藤がオカダへスイング式DDT、石井が内藤へバックドロップを決めるなど、両軍入り乱れる中、石井がBUSHIへカウンターのラリアットを決めると、最後は垂直落下式ブレーン・バスターを炸裂させ、BUSHIから3カウントを奪った。
COMMENT
オカダ「(シングル戦まで)あと1週間。SANADAさん、ま、いいんじゃないですか? 正直、効くよ、あなたの必殺技(Skull End)は。俺もあんな簡単に極まっているようじゃ、情けないよ。改めて気づかしてくれてな、ありがとう。もっともっとこれで、俺は強くなってしまう。あなたのそのレベルの違いを、5月3日、見せてやるから覚悟しとけ」
後藤「“DCN”に新しいメンバー、SANADAだっけ!? なんか、よりいっそう武藤(敬司)? 連想させる選手が増えたな。内藤!? 武藤のファンだろ? 武藤の弟子? BUSHI、SANADA・・・。オイ? EVIL、おまえだけ何もねぇじゃないかよ!? 武藤塾でも通ったのか、オイ!? だいたいよ、キング・オブ・ダークネスって何だよ!? ダークな世界に戻れってんだよ。福岡、あいつの目を覚まさしてやるよ。ダークな世界に送り返してやる。これが俺のスタイル」
※外道はオカダのコメントを頼もしそうに聞き、ノーコメントで控室へ。
内藤「予告どおりさ、石井にパス出してあげたんだよ。もうゴール前、あと足でチョン!ってボールつっつくだけで、ゴールにボールが入ります!っていうような、もう! これ以上ないお膳立てを! 博多スターレーンのお客様の前で、俺は石井にパス出したんだよ。なのにさ〜、なに!? (言うことを)なんも考えてなかったの!? オイオイ、石井。おまえ、挑戦者・・・たとえ! 消化試合の挑戦者だとしても!(闘うのは)5月3日福岡国際センターのメインイベントだよ!? わかってる!? そうチャンスは、何度も訪れないよ!? 俺も、絶好のパスは、もうあと1回・・・もしかしたら1回も送れないかもしれないよ!? 石井、ちゃんと自覚しろよ、おまえ。福岡国際センターのメインイベントだよ!? しっかりしてくれよ」
EVIL「後藤、おまえ、自分が、ホントに『(レスリング)どんたく』で死なないと思ってるんじゃないのか!? 覚悟があるのか!? 危機感はあるのか!? まあ、それを全部持って来ても、俺が必ず地獄へ葬り去ってやる・・・。This! is EVIL。E〜verything!is EVIL。すべては・・・EVILだ」
※SANADA&BUSHIはノーコメント