Road to レスリングどんたく 2016

日時: 2016年4月27日(水) 18:00開場　19:00開始
会場: 福岡・博多スターレーン
観衆: 864人

第1試合 20分1本勝負

デビッド・フィンレー
ジェイ・ホワイト

キャプテン・ニュージャパン
ジュース・ロビンソン

境界線

05分07秒　サージェント・パッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラッチ

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

オープニングマッチは、“ヤングライオン外国人コンビ”のジェイ・ホワイトとデビッド・フィンレーが、タッグマッチで激突。

まずは、フィンレーとホワイトが先発で試合開始。両者、素早いグランドの攻防から、ロックアップで組み合うと、フィンレーがヘッドロックでホワイトを締め上げる。ならばと、ホワイトはバックエルボーで応戦。そして、素早くロビンソンとタッチしたホワイトは、合体のアームホイップでフィンレーを投げ捨てる。さらに、ロビンソンはフィンレーへセントーンを見舞うと、すぐさまホワイトとタッチ。
ホワイトは、エルボースマッシュから首投げでフィンレーを寝かし、ロープへ走ろうとするが、進行方向先のエプロンサイドに立ったキャプテンが「やめたまえ！」と掌を差し出し、動きの止まったホワイトに地獄突きを放つ。
直後に、息を吹き返したフィンレーが、強烈なエルボースマッシュをホワイトに見舞う。
そして、フィンレーはホワイトを自軍へ連れて戻ると、キャプテンとタッチ。キャプテンとフィンレーは、合体のショルダータックルをホワイトに決めていく。
続けて、キャプテンはホワイトの頭部へナックルパート、地獄突きを見舞う。
苦しい状況のホワイトは、ロープへ走ったキャプテンへカウンターのドロップキックを放ち、ロビンソンとタッチ。
ロビンソンはキャプテンの顔面へナックルパートの連打、串刺しラリアット、串刺し式で背中を浴びせていく。さらに、ロビンソンはバックスピンキックを的中させるも、カウント2。キャプテンもヒラ・ボトムで反撃にでるが、最後はロビンソンがフロントハイキックから、サージェント・パッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラッチを極めて、キャプテンから3カウントを奪った。

COMMENT

ロビンソン「俺たちが組んだのは、今日が初めてだ」

ホワイト「それにしてもジュース（ロビンソン）、今日は見事に決まったな」
ロビンソン「ニューチームでの勝利は気持ちがいいな」
ホワイト「これから、どんどん勝っていこう。みんな、きれいに片付けてやろうぜ」
ロビンソン「まあ、キャプテンなら軽いもんだぜ。タナ（棚橋）とは10回以上も組んでるのになかなか勝てない。それが1回で決まったんだからな」
ホワイト「フィンレーも俺たちが組んだことを悔しがってるんじゃないか？これからどんどん記録を作っていこうぜ。そうすれば俺たちにもどんどんチャンスが巡ってくるさ」
ロビンソン「そうだな。俺たちにってフクオカは縁起がいい街になったな」
ホワイト「そう、フクオカが。そしてハカタスターレーンがな。これから飛行機が飛び立つように、俺たちも飛び立とうぜ」

キャプテン「何回でも言ってやる。私はな、変わるんだよ」
フィンレー「ジュース（ロビンソン）とは友達だけど、競争相手でもあるんだ。今日はキャプテンをやっつけただけ。俺がやられたわけじゃない。まだまだお互いの競争は続く。それはジェイ（ホワイト）も同じ。今日はたまたま彼が試合に勝った相手と組んでただけ。俺がジェイに劣ってるわけじゃない。10回のうちの1回でしかない」