INVASION ATTACK 2016
- 日時
- 2016年4月10日(日) 14:30開場 16:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 9,078人(超満員札止め)
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第4試合 60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合- (第45代チャンピオンチーム)
- (チャレンジャーチーム)
※リコシェ&サイダルが防衛に失敗。六本木ヴァイスが第46代王者にレフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
ゴング前、両チームは握手。開始のゴング、先発はリコシェとバレッタ。バレッタはエルボーでリコシェをコーナーに追いつめる。しかし、串刺し攻撃はリコシェが回避し、ヘッドシザースからドロップキック。これでバレッタが場外に落ちると、リコシェは空中攻撃と見せかけ、リング内でトンボを切って観客を沸かす。
続いてサイダルとロメロが対峙。リストの取り合いから、ロメロは「バカー!」とサイダルを挑発。するとサイダルはロメロにキックを叩き込み、「カシコイ!」とアピール。そしてロメロをフランケンシュタイナーで場外投棄。しかし、場外戦でペースを握ったロメロは、サイダルをリングに戻すと、すかさず顔面に低空ドロップキック。そしてサイダルに対してロメロのランニングニーからバレッタのラリアットと波状攻撃。
続いてサイダルはバレッタのバックドロップを切り返すと、コーナーに控えるロメロに一撃。しかし、バレッタはサイダルにスウィング式のDDT。スイッチしたロメロはサイダルに逆エビ固めを決めるが、これはサイダルがなんとかロープエスケープ。続いてサイダルはロメロ組を2人まとめて蹴散らす。
ここでリコシェがリングイン。ロメロを空中で受け止めて変形のバックブリーカーで叩きつけると、場外に逃げたロメロにトペスイシーダ。さらに返す刀で、バレッタにはトペコンヒーロを炸裂させる。続けてリコシェは、リングに戻ったバレッタに滞空時間の長いフライングラリアットをお見舞い。そして、サイダルと共にその場飛びのムーンサルト&シューティングスタープレスを決める。
ここでロメロが登場するも、サイダルはロメロ組を2人まとめてフランケンシュタイナー。しかし、ロメロ組もダブルニーでサイダルに反撃。続いてリコシェがリングインすると、ロメロは串刺しラリアットを連発。しかし、リコシェが交わすと、すかさずサイダルがロメロを捕らえてヒア・イット・イズ・ドライバー。
ロメロのピンチにバレッタが登場。しかし、リコシェはバレッタにブレーンバスターを連発。するとロメロがリコシェに回転式の変形ネックブリーカーを決める。リング上は4者が入り乱れる混戦模様に。
リング上はバレッタとサイダル。バレッタはトップロープからダイブするも、サイダルはフライングニールキックで迎撃。すると間髪入れず、リコシェがサイダルにスワンダイブのファイヤーバードスプラッシュ。そしてロメロを場外に投棄すると、サイダルがバレッタにエアーサイダルを見舞うが、これはバレッタが交わす。続いてバレッタはデュードバスターを炸裂させるが、サイダルはカウント2ギリギリでキックアウト。
リング上はリコシェとロメロ。両者はエルボー合戦を展開。そこからリコシェがトラースキックでひるませるも、ロメロはカウンターのジャンピングニーをヒット。そして、リコシェのベナドリラーを交わすと、相手の身体が一回転する豪快なラリアット。そしてロメロはリコシェをトップコーナーに持ち上げると、雪崩式のフランケンシュタイナーを狙うが、リコシェはこらえてパワーボムを狙う。しかし、ロメロはその反動を利用して、リコシェを雪崩式フランケン。だが、リコシェはこれをうまく着地。そして、ロープに飛ぶが、待っていたのはロメロ組のダブルジャンピングニー。そして、ロメロは場外のサイダルにトペスイシーダ。最後はリングに残されたリコシェに、二人がかりでストロングゼロを炸裂。ロッポンギヴァイスがIWGP Jr.タッグベルトを獲得した。
COMMENT
バレッタ「リコシェ、サイダルのタッグも良いチームだし、他にも新日本のジュニアには、良いタッグがたくさんいる。でも最高なのは俺たちのタッグだ」
ロメロ「これで俺自身は、もう6回目のチャンピオンだ。これからも、何回でも、永遠に、俺がチャンピオンであり続ける。今夜は、ノリノリダゼ〜!今日は六本木でお祝いだ。ニシザワサン(通訳の西澤管理部長)、今夜はノリノリダゼ〜。今夜は払ってくれ。ゴチソウサマデシタ!ゴッチャンデス!ゴッチャンデス!」
西澤「私は払わないんで、自分たちで払ってください」
ロメロ「ノリノリダゼ〜。ノリノリダゼ〜」
バレッタ「オイ、俺たちで払って祝うぞ。そして、これからもずっと祝っていくぞ」
サイダル「ごめん。俺のせいで負けてしまった。今日は、ロッポンギヴァイズに、『おめでとう』と言いたい。俺たちは今日、確かにベルトを失った。だが、気持ちは王者のままだ。今日は今日、こういう結果になったが、必ず王座に返り咲く」
リコシェ「今日の結果は、彼らがラッキーだった。それだけのものだ。ベルトがあろうがなかろうが、俺たちがベストなチームであることは変わらない。誰も俺たちを止めることは出来ない。もう1度必ずベルトを獲ってみせる。それが、明日なのか、来週なのか、1ヵ月後なのか、いつかはわからない。でも約束します。ベルトは必ず獲り返します」
サイダル「世界中の皆さん、俺たちを応援してくれて、ありがとう。俺たちは、必ず王者に返り咲いてみせます」