NEW JAPAN CUP 2016
- 日時
- 2016年3月12日(土) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 青森・新青森県総合運動公園マエダアリーナ
- 観衆
- 2,919人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
先発は永田とオカダ。両者、リストの取り合いからグラウンドの攻防を展開。続いて中西と桜庭が対峙。中西の重い逆水平チョップに桜庭は驚きの表情を見せる。桜庭はグラウンドで軽快な動きを披露すると、オカダとスイッチ。
再び、オカダと永田が対峙。オカダはロープに永田を押し込むとクリーンブレイク。そして、エルボーを連発してからロープに走るが、永田はカウンターのキチンシンク。そこから永田は左のミドルキックを連発し、オカダからダウンを奪う。ここで桜庭がエプロンから永田をスリーパーで捕獲。ひるんだ永田に対して、オカダはボディスラムを見舞うと、エプロンからセントーン・アトミコ。
オカダとスイッチした桜庭は、永田にミドルキックからスリーパー。そしてオカダと共にツープラトンのブレーンバスター。さらに桜庭は永田に左のミドルキックを連発。しかし、永田はそれを受け止めるとキャプチュード。ここでオカダが入ってくると、永田はフェイントを交えながら浴びせ蹴り。
続いて中西と桜庭が対峙。中西はブレーンバスター風に抱え上げると、豪快に桜庭を投げつけ、さらにジャーマンを狙うが、これは桜庭が前方に回転しながらヒザ十字へ。中西はなんとかロープエスケープ。スイッチしたオカダは中西に走り込んでのエルボースマッシュ。しかし、永田もリングインし、中西と共にCHAOSタッグ二人に対して串刺し攻撃。そして中西がオカダにラリアット、永田が桜庭にフロントキック。さらに永田が桜庭に白目を見せながら腕固めを決めると、中西もオカダにアルゼンチンバックブリーカー。
中西はオカダに逆水平チョップを決めると、続けて豪快なジャーマン。これはすかさず桜庭がカット。さらに桜庭はドロップキックで永田を場外に追放すると、プランチャを披露。リング上ではオカダが中西にツームストンパイルドライバーを狙うが、中西はディフェンス。ならばとオカダはレインメーカーの体勢に入るも、こらえた中西はクロスチョップ。そしてロープに走るが、待ったいたのはオカダのドロップキック。そして、オカダは中西にダイビング・エルボードロップを決めると、最後はレインメーカーを炸裂させて3カウント。CHAOSタッグが第三世代コンビを下した。
COMMENT
外道「そういうこった」
永田「珍しいよね。なぜオカダとタッグ(対決)が組まれたのか? 読めない。普段は『G1(CLIMAX)』とかタッグリーグの公式戦でしか組まれないのに、どういう風の吹き回しか? 柴田が最近、言うじゃないですか。『棚橋、中邑は第三世代を素通りして今のポジションにいる』って。でも、俺からすれば、その中邑、棚橋には、俺はしっかり闘ってきたし、勝ち負け抜きにぶつかり合って闘ってきた。本当の意味で素通りしてるのは、オカダだよ。このまま素通りしていくか、それともしっかり向き合っていくかは、あいつ次第ですよ。ひとつ言えることは、彼が突き抜けて昇り詰めれば昇り詰めるほど、ファンの永田裕志に対する期待っていうのは、どんどん大きくなっていく。俺が健在でいる限り。それを感じた試合でした、今日は」
※中西はノーコメント