NEW JAPAN CUP 2016

日時: 2016年3月3日(木) 17:30開場　19:00開始
会場: 東京・大田区総合体育館
観衆: 2,938人

第9試合無制限1本勝負
「NEW JAPAN CUP 2016」1回戦

境界線

※ファレが2回戦進出

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　棚橋とファレが激突する『NJC』1回戦。棚橋は05年と08年の『NJC』で優勝した実績を持つ。

　ファレのセコンドとしてトンガが登場する中、棚橋は自ら「エース」コールを扇動。そして、エルボー連打で攻めると、ファレのハンマーブローをかわし、さらにエルボーを打ち込んで行く。
　続いて棚橋はカニばさみを繰り出すが、ファレは踏ん張って倒れず。すると棚橋はボディスラムを仕掛けるが、持ち上げることができない。その後、再びボディスラムを狙うも、ファレに押し潰されてしまう。
　場外戦になり、棚橋が鉄柵攻撃からフライングボディアタックを繰り出す。ところが、ファレが受け止め、棚橋の背中を鉄柱へ叩きつける。
　リングへ戻り、ファレがボディブロー、ハンマーブロー、前方回転エビ固めを切り返してのヒップドロップ、踏みつけ攻撃、ハンマーブロー連射などで一気に攻め込む。
　苦しくなった棚橋は、ファレの串刺し攻撃を回避し、フライングフォーアームをお見舞い。そして、今度こそボディスラムでファレの巨体を投げ捨てる。
　その後、ファレが棚橋の両脚を掴むが、棚橋が切り返してファレを場外へ転落させる。そして、コーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを敢行。
　先にリングへ戻った棚橋は、エプロンへ上がったファレの脚を取り、ロープ越しにドラゴンスクリュー。だが、次のテキサスクローバーホールドはファレが脚力で弾き返す。
　続いてファレはカウンターバックフリップへ行くが、棚橋が回避して背後へ回る。だが、ファレが抵抗して棚橋をニュートラルコーナーへ激突させ、串刺しボディアタック、ジャンピングボディプレスを浴びせる。
　次にファレはグラネードを狙うが、棚橋が抵抗して張り手を食らわせ、ジャーマンスープレックスホイップで叩きつける。これで場内が「エース」コールに包まれ、棚橋がエルボー連打。ところが、ファレがカウンターバックフリップで逆転。
　さらにファレはバッドラックフォールの体勢に入るが、棚橋が脱出し、低空ドロップキック。そして、強烈なカウンタースピアーで棚橋をなぎ倒す。
　続いてファレは再びバッドラックフォールへ行くが、棚橋が変型スリングブレイドを浴びせて脱出。そして、コーナー最上段からダイブするも、ファレが受け止めてグラネードをお見舞い。そこから今度こそバッドラックフォールを敢行し、棚橋を轟沈した。