◆『SUPER J-CUP 2016』 8月21日(日)有明コロシアム
★参戦予定
プロレスリング・ノア
KAIENTAI-DOJO
DRAGON GATE
ZERO1
琉球ドラゴンプロレスリング
鈴木軍
CMLL
ROH
TAKA「新日本プロレスファンのみなさま、おひさしぶりです。今日は鈴木軍ではなく、KAIENTAI DOJOの代表としてお邪魔しました。思えば20数年前、第1回SUPER J CUPに参加させていただき、大きなチャンスをいただき、それでいまの自分があると思います。KAIENTAI DOJOにも若い勢いのある選手がたくさんいます。ぜひ、そいつらにチャンスをいただければと思います。よろしくお願いします。」
丸藤「新日本プロレスファンのみなさん、こんにちは。プロレスリング・ノアの丸藤です。いま、自分はヘビー級を主戦場として闘っているので、ノアの若くて活きのいい選手を送りこみたいと思います。僕も化学反応を楽しみにしています。みなさん、よろしくお願いいたします」
■木谷オーナーのコメント(バックステージ)
——最高収益というのは具体的には?
木谷「売り上げは全盛期までいっていないですが、利益は過去最高です。6ヶ月で経常利益3億に。もともと、利益を残さない会社だったので(苦笑)。売り上げは半期で17億です。通期でも過去最高になります。ただ、売り上げは通期で32〜3億というところでしょうから。過去39億というのがありましたので、これは来期にチャレンジしたいなと思います。ただ、まだWWEの売り上げの25分の1くらいです。配信サービスの会員数は25分の1。利益はなんとか15分の1くらいという感じでしょうか」
——選手の給料にも反映できる基盤が整ってきた?
木谷「そうですね。もちろん、全体的に上がるというのはあれですが、選手に応じてもう少し凹凸つけられるかと思います。具体的には勘弁してほしいですが、4年前よりはよくなってると思いますよ。プラス、これからはアミューズさんの協力もあって、選手個人の芸能の売り上げもプラスされていくかと。これはあと1〜2年かかるかもしれないですけど。話がズレますけど、タレントさんでテレビバラエティに出ても、大したギャラは出ないんですよ。タレントがどこで稼ぐかというと、CMなんですよ。だから、テレビCMに出れるところまで持っていきたいですね。そうすると桁が違ってくるので。年棒と、プロレス外活動含めて年収が1億超える人が出てくるのは、そんなに遠くないと思います。次のセカンドステージが4年だとすると、その終わりの頃には実現させたいですね」
——今後、選手契約は複数年を主体に?
木谷「そうですね。極端な話、1〜4年まであっていいと思うんですよね。昔は日本人選手も複数年契約はあったんですよ。ただ、経費削減で毎年見直そうということで1年ごとになっちゃったんですけど。1年だと、たとえば35人選手がいれば、35回契約更改しないといけないんですよ。大変ですよね(苦笑)。でも、2年にすれば、毎年の契約更改が半分で済みますので。まあ、短い人は1年、長い人は4年も出てくると思いますし。今後の契約更改はそういうふうに段階をつけたやりたいなと」
——今年1月の契約では、日本人で複数年契約の選手は?
木谷「いないです。去年の夏くらいから、そろそろ複数年を導入したらと言ってたんですよね。まあ、こんなふうになると思ってなかったというか、ちょっと遅かったですね。しかたないです。今年からですね」
——柴田選手は再入団となりますが、所属で戦ってほしいと思った理由は?
木谷「やっぱり、いい試合してますよね。新日本プロレスワールドでいろんな試合を見られるようになって、柴田選手は平均点が非常に高いですね。所属になることで、リング上の変化はそんなにないと思います。いままでも一生懸命やっていただいていたので。柴田選手はアミューズからの評価も非常に高いでから。なので、そのへんの展開もやらせていただきたいというのは当然ありますね」
——SUPER J CUPが有明コロシアムになった理由は?
木谷「それなりの規模感がほしいというのと、前から思ってたんですが、スーパージュニアの決勝が6月にあって、そこからジュニアが活躍する場が空いちゃうんですよ。ヘビーの選手はG1で活躍しますから、8月の後半にジュニア中心の何らかの大会をやりたいなとずっと思ってました。今回のかたちは現場からの声もあって。最初はタッグでもいいと思ってたんですけど。参加団体はまだ増えると思います」
——今回は新日本が主催?
木谷「そうですね。ただ、1回やってみて、そのときの反応で、かたちはどんなかたちでもいいと思いますね。リング上で言わせていただきましたが、新日本の基盤が固まるまでは余計なことをしちゃいけないと思っていたので。ようやく基盤が固まったので、非常に不遜なんですけど、新日本も全体の底上げを考えさせていただいていいかなと。その第1弾ですね」
——タイガーマスクは1社提供ですか?
木谷「もちろん、新日本とブシロードになるかもしれませんが、それはまだ決まってないです。そこはおもちゃや音楽、いろんな業界に広がってほしいなと思います」
——アジアを中心に広めたい?
木谷「そうですね。いままで台湾でやってますけど、今年はアジアツアーをちゃんとやりたいと思っているので。香港とシンガポールはやりたいと思ってます」
——レスラーが実名登場ということですが、声優も本人が?
木谷「それは難しいと思うんですよ。でも、できそうな人もいますよね(笑)。ただ、収録の関係もあるので、登場の回数を若干セーブしつつ。たとえば、真壁さんなんか自分でできるんじゃないですかね。それ以外は厳しいとも思いますけど(苦笑)」
——具体的にはいつから?
木谷「それは編成の話なので言えないんです。ただ、そんなには遠くないということで。僕も話のプロット(構成)を読みましたけど、ちゃんと今風になっていておもしろいなと思いました。これはいけるだろうなと。とくに女性ファンがつくと思います。また、女性ファンが増えるかなと。まあ、事前に発表と言って、ファンの期待としてはゴールデンタイム復活というのがあると思いますけど、それは野球すらやってないですから。むしろ、こうやってタイガーマスクなんかが盛り上がって、ビジネスとして大きくなれば、本当に煽りますよ。ワールドの会員が10万人達成したら、僕は可能性あると思いますね。だって、単品の配信サービスで会員が10万人いってるのってないですから。だから、ワールドに僕はこだわってるんですよね。そのへんはタイガーマスクを含めて、非常に楽しみだなって思ってます」