LION’S GATE PROJECT1
- 日時
- 2016年2月25日(木) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 東京・新宿FACE
- 観衆
- 467人(超満員札止め)
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第8試合 30分1本勝負
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ジュース・ロビンソン
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中嶋 勝彦
レフェリー|マーティー浅見 -
MATCH REPORT
なお、中嶋は前日に行なわれたノア後楽園ホール大会のシングル対決で鈴木みのるに勝利。3月19日(土)後楽園でGHCヘビー級王者・杉浦貴に挑戦することが決定した。
序盤、ロープ際でロビンソンがクリーンブレイク。その後、中嶋がカウンターフロントハイキックを浴びせてロビンソンをエプロンへ追い込み、ランニングフロントハイキックで場外へ落とす。
ところが、ロビンソンがショルダーアームブリーカーで巻き返し、中嶋の腕を鉄柱へ叩きつける。これで中嶋は動きが止まってしまい、ロビンソンが腕攻撃で追い討ち。サードロープへ中嶋の腕を固定し、絞り上げる。
苦しくなった中嶋はキック攻撃で巻き返すが、ロビンソンが変型フィッシャーマンズスープレックスで報復。なおもロープを悪用した腕折り攻撃などで試合を優位に進める。
劣勢の続いた中嶋だったが、ブレーンバスターから逃れ、ドラゴンスクリューで逆転。そこから串刺しフロントハイキック、強烈なミドルキックへ繋ぐ。すると、ロビンソンがカウンタースピニングスパインバスターで逆襲。
だが、中嶋が次のパワーボムを抵抗し、ヘッドシザースホイップで投げ捨てる。そして、ロビンソンの突進をかわしてコーナーに激突させると、バックドロップで追い打ちをかける。
すると、ロビンソンがカウンターバックスピンキックで巻き返し、コーナー最上段へのぼる。これを中嶋がオーバーヘッドキックでエプロンへ落とすも、ロビンソンはロープを利用したショルダーアームブリーカーをお見舞い。
だが、中嶋はカウンターミドルキック、顔面へのトラースキック3連発で逆転。ところが、ロビンソンがカウンターラリアットで吹き飛ばし、パワーボムからフォール。中嶋は辛うじて肩を上げる。
すると、ロビンソンは青コーナーにのぼり、ムーンサルトプレスを発射。しかし、中嶋が回避して自爆を誘発し、カウンタードロップキックをお見舞い。さらに中嶋はランニングローキックでロビンソンに追撃し、最後はバーティカルスパイク(垂直落下式ブレーンバスター)で決着をつけた。
試合後、中嶋がロビンソンを引き起こして握手し、手をあげてその実力を称賛した。
COMMENT
中嶋「そりゃそうでしょ。昨日、鈴木みのるにあれだけやられたら、こうなるよ。それも覚悟の上。アイツに、鈴木みのるに勝たないと、今日はなかった。今日があるってことは、アイツに勝てたんだな。それを改めて感じるし、俺はまだ止まらねぇ。誰にも止めさせない。次、杉浦貴とやるけど、タイトルも決まったし、俺はアイツに勝って、GHCのベルト巻いて、はじめてスタートに立てるんだ。だから、まずは、そのスタートに立つまで、俺は絶対に止まれねぇ。誰にも止めさせない」
——ジュース・ロビンソン選手の印象は?
中嶋「ナイスガイですね。言葉も分かんないし、俺英語喋れないから。知ってると思うけど。でも、プロレスを通じて、こんなに喋れたのは久々ですね。すごく刺激をもらえた。ジュース・ロビンソン」
——『LION’S GATE』という舞台については?
中嶋「いつもの緑のマットとは違う熱が、ここにもあると思うし、『LION’S GATE』1回目でしょ?ぜひ2回目も開催してほしいですね。ここには、価値のある刺激が、このマットにあると思います。ノアも負けてられないな」
ロビンソン「今日負けて、非常に残念だ。中嶋選手は強い選手だ。でも、次は必ず勝ってやる。そして、今日の屈辱をアイツに味わわせてやる。次また、『LION’S GATE』があるって聞いている。必ず出たい。その時の相手は、中嶋選手でもいいし、そうなったら必ず倒してみせる」