LION’S GATE PROJECT1

日時: 2016年2月25日(木) 18:00開場　19:00開始
会場: 東京・新宿FACE
観衆: 467人(超満員札止め)

第5試合 20分1本勝負

ジェイ・ホワイト
小川良成

境界線

レフェリー｜中山真一(ノア)

MATCH REPORT

　2013年2月にイギリスでプロレスデビューしつつも、2015年1月に新日本プロレスへ入団した“ヤングライオン”ホワイトが登場。対するは、キャリア30年を誇る“ノアJr.のレジェンド”小川。

　握手で試合がスタート。小川が腕を取ると、ホワイトがヘッドスプリングで切り返し、反対に腕を取る。それをさらに小川が切り返し、ネックシザースで絞る。そこから切り返しの応酬となり、ホワイトがリバースインディアンデスロック＆腕固めの複合技を極める。そして、弓矢固めを仕掛けるものの、小川がいち早く脱出した。
　その後、ホワイトがダイビング技を繰り出すも、その下腹部付近へ小川が脚を突き立てる。これでホワイトの動きが止まると、小川が膝をマットと鉄柱へ叩きつける。
　そのまま小川はホワイトの膝へ集中攻撃を浴びせ続ける。そして、ブレーンバスターの体勢に入るも、ホワイトが抵抗し、カウンタードロップキックで逆転。さらに、エルボー連打、リープフロッグからのカウンターバックエルボー、串刺しエルボースマッシュ、ブレーンバスター、逆片エビ固め、逆エビ固めと一気に畳み掛ける。
　ところが、小川がサミングでホワイトの動きを止め、膝へのトーキック、チンクラッシャー、脚を取らせてのスピンキックで追い討ち。
　続いて小川は雪崩式攻撃を狙うが、ホワイトが抵抗してコーナー最上段からダイブする。ところが、小川が身をひるがえし、足から着地したフィンレーは膝の痛みでうずくまってしまう。すかさず小川がドラゴンスクリューで追撃し、最後は足4の字固めで完勝を収めた。

COMMENT

——予想以上にスウィングしたが？
小川「そう？　まあ、ひさびさにというか、俺が新日本に上がるなんて想像もできなかったので。なんか、ちょっといい刺激をもらいました」
——ホワイトの印象は？
小川「試合はしたことないけど、ちょっとしゃべったことがあって。いい好青年だとは思ってましたけど、試合もそのとおりで。いい刺激をもらいました」
——また、こういう機会があれば出たい？
小川「まあ、俺じゃなくても、若い選手にチャンスあげたほうがいいのかなと思いますけど。でも、ジェイはもう一度試合がしたいなと思わせる選手でしたね」

ジェイ「小川選手にしっかりやられてしまった。でも、いい経験だったと思う。自分には経験が不足している。こういう経験を積んで、もっと成長していきたい。結果にはガッカリしている。でも、もっと成長して、ベルトを狙っていく。いい経験を積んでいきたい。新日本のリングはすばらしい、そこで自分を磨いていきたい。（日本語で）ナゼナラ、シンニホンプロレスリングハ、オレノニワダ。アリガトウゴザイマシタ」