『Road to DESTRUCTION』第7戦として開催される22年ぶりの西条大会。
九州へ上陸した台風18号の影響で会場付近も猛烈な豪雨に見舞われる中、前日(9月16日)に開催された広島大会の追撃戦、そして9月24日(日)神戸、10月9日(月・祝)両国国技館の前哨戦が繰り広げられる。
オープニングマッチは、“ワールドレジェンド”のライガーがヤングライオンの海野とタッグを結成。対するは、同じくJr.のレジェンドであるタイガーとヤングライオン八木のコンビ。
ライガー対タイガーで試合が始まり、ライガーがショルダータックルで先制。すると、タイガーはリープフロッグを繰り出し、そこからモンキーフリップでライガーを投げ捨てる。
だが、ライガーが風車式バックブリーカーを見舞ってタイガーを場外へ追いやり、スライディングキックで追撃。さらに、リング中央でロメロスペシャルを極め、場内を沸かせた。
ここで海野が登場するが、タイガーがカウンターローリングソバット、ミドルキックをお見舞い。タッチを受けた八木が、エルボー連打、トーキック連打、踏みつけ攻撃で海野に追い討ちをかける。
しかし、海野はエルボー連打とチョップで八木に逆襲。さらに、カウンターバックエルボー、フロントネックロックに繋ぐ。
これで八木の動きが止まり、ライガーがショルダースルー、ストンピング連射。八木もチョップ連射を繰り出すが、ライガーが強力なチョップで黙らせる。
ここから一方的な試合展開となり、ライガー&海野がダブルショルダータックル、海野がボディスラム、チンロック、ライガーが鉄柵攻撃、海野がストンピング連射、逆片エビ固め。だが、八木はカウンターバックエルボー、ショートレンジドロップキックでライガーに逆襲。
海野対タイガーとなり、海野がエルボー連打、串刺しバックエルボー3連発、ランニングエルボー。そして、逆エビ固めを極めるが、八木がカットに入る。
すると、ライガーが八木を場外へ落とし、タイガーに掌底をお見舞い。そして、ライガーがタイガーを押さえつけるも、海野が放ったショートレンジドロップキックはかわされて誤爆となる。
すかさずタイガーがバックドロップで海野に追撃し、逆エビ固めで捕獲。これは海野が辛うじてロープへ逃げるが、タイガーがニュートラルコーナーへ追い詰め、側頭部へハイキックを食らわせる。そして最後は、タイガードライバーで轟沈した。
試合後、タイガーはノーサイドでライガーと握手。しかし八木は、握手を求めたライガーの手を弾き、意地を見せた。