アメリカROHのトップ選手が大挙来日し、後楽園ホール2連戦で開催される『HONOR RISING:JAPAN 2016』。
 
　第1試合には、新日本プロレス初参戦となるキャッスルが登場。田口とタッグを組み、サイダル＆ライガーと対戦。
　キャッスルはセクシーな衣装に身を包んだ金光輝明＆川人拓来を従え、ゴージャスに入場。リングにのぼると、孔雀のように金の羽を広げる。その後、田口がリングに上がり、負けじと緑の羽を広げた。
　
　ライガー対キャッスルで試合が始まり、ライガーがグラウンドで圧倒。たまらずキャッスルが自らロープエスケープすると、金光＆川人が羽扇子であおいだ。
　その後、キャッスルがドロップキックでライガーを場外に落とすと、金光＆川人が乱入してキャッスルとポーズを決める。だが、ライガーがキャッスルを突き飛ばして場外に落とし、ハンドスプリング式トペフェイントを披露。そして、金光たちを強引にリングへ呼び込み、キャッスルのお株を奪うポーズを見せた。
　サイダル対田口の場面。田口がカウンタージャンピングヒップアタックで先制するも、サイダルが2発目を回避し、脚へローキックを連射。すると、田口が硬い尻を突き出してキックをブロックし、即座にロープへ走る。ところが、サイダルがカウンターニールキックを浴びせて逆転。
　ライガー対田口となり、ライガーがカウンターアトミックドロップをお見舞い。そこからロープへ走るも、キャッスルが乱入してカウンタージャンピングヒップアタックで迎撃。
　これで今度はライガーが孤立し、キャッスルがボディスラム、田口が串刺しジャンピングヒップアタック、田口＆キャッスルがヘルズブルドーザー式ヒップアタックなどで追撃。しかしライガーは、風車式バックブリーカーで田口に逆襲。
　サイダル対田口となり、サイダルがヘッドシザースホイップで先制。さらに、脚を狙ってローキックを連発すると、尻によるブロックを先読みし、後頭部を蹴る。
　サイダルの攻勢は続き、その場飛びムーンサルトプレスなどで攻め込む。だが、田口は次の予告ブレーンバスターから逃れ、延髄斬りで逆転。
　サイダル対キャッスルの場面。キャッスルが串刺しエルボー、串刺しジャンピングニーアタックで先制。さらに、サイダルのフライングボディアタックを受け止め、変型ノーザンライトスープレックスで叩きつける。
　さらにキャッスルは、エプロン上のサイダルを引っこ抜き、ジャーマンスープレックスホールドで3カウントを狙う。しかし、ライガーがカットし、エプロンからのフライングボディアタックで田口を分断。
　一方、リング上では、サイダルがカウンター延髄斬りで巻き返し、リバースフランケンシュタイナーで追撃。そして最後は、エアサイダルで勝負を決めた。