“秋のビッグマッチラッシュ”第1弾として開催される『DESTRUCTION in FUKUSHIMA』。NEVER、NEVER 6人タッグ、IWGPタッグの3大タイトルマッチと、9月16日(土)広島、9月24日(日)神戸、10月9日(月・祝)両国国技館の前哨戦が繰り広げられる。
オープニングマッチは、第三世代のライバルである永田と中西が、それぞれヤングライオンを従えてタッグ対決。
永田対中西で試合が始まり、エルボー合戦から中西が逆水平チョップとストンピングを連打。さらに、ボディスラム、ジャンピングボディプレスで追い討ちをかけた。
そこから川人対海野となり、川人がショルダータックルでなぎ倒す。これをきっかけに海野は沈黙してしまい、集中砲火にさらされる。しかし、ドロップキックで川人に逆襲。
タッチを受けた中西が、控えの永田を場外へ吹き飛ばし、そのまま川人へ襲い掛かる。しかし川人は、ジャンピングニードロップを回避し、赤コーナーへ戻る。
これで永田対中西となり、永田がミドルキック連打、串刺しフロントハイキック。しかし、中西が左右の張り手連打で永田をダウンさせ、野人ダンスラリアット、アルゼンチンバックブリーカー、ダブルチョップで追い討ち。
だが、川人がスワンダイブミサイルキックを中西にお見舞い。これで永田対海野となり、海野が串刺しバックエルボー3連発、ランニングエルボー。
しかし、永田がミドルキックで海野をダウンさせ、エクスプロイダーで追撃。そこからすぐさまナガタロックIIを極め、海野を屈服させた。
試合後、永田と中西が一触即発で睨み合った。
中西「翔太!!気持ちでぶつかっていけ!気持ちで!」
海野「はい!」
中西「歳なんか関係ないぞ!気持ちやぞ」
海野「はい!絶対に負けねぇー!クソッ!!」
中西「タッグはめんどくさいわ!一対一でやらせろや!あんたらも見たいやろ!?客も見たいやろ!?オレもやりたいんや!辛気臭いな。若い選手ばっかり血祭りにしてもおもしろくないやろ。なぁ、永田!?」
※永田がコメントスペースに登場する。
永田「聞こえたけど、一対一?やりますか?」
中西「やるやろ。辛気臭いんや、オマエ!若いヤツ相手ばっかしても、しょうもないやろ!一対一でやろうや!」
永田「断る理由はまったくないので、じゃあ、いきましょうか」
中西「おう!」
永田「めいっぱいぶつけるからな」
中西「もちろんや!」
永田「しっかり体調作ってきてください」
中西「あたりまえのこっちゃ」
永田「オレも万全の状態で挑みますから。やるね?」
中西「やるわ!あたりまえや」
永田「武士に二言はないね?」
中西「二言はない!」
永田「よしっ!分かった!やりましょう」
※永田と中西はがっちり握手する。
中西「(※記者に向かって)お前ら証人やからな。絶対にやるからな」
※ここで中西はコメントスペースを去る。
永田「このままこのシリーズで、中西と闘い終わるかなと思ったけど、突然のシングルマッチ要求。いいじゃないですか。このシリーズ前半戦しか出ませんけどね。でも今シリーズ4試合やってきた中で、この前半戦でとんでもない火が点いたなと実感はありますよ。その点いた火をさらに大きくしましょう。中西学と永田裕志のシングルマッチ、来たるべき舞台でやりましょう。去年の年末、久しぶりに(※中西学とシングルマッチを)やりましたけど、そのときとは中西学の勢いと顔つき全然違いますからね。前回とは同じようにはならないでしょうね。こういうテーマを自力で作りだした、お互いの気持ちが一つになったので、ボクにとって『G1』後のシリーズ始まって以来の収穫です。以上です」
※川人はノーコメント。