バレッタのヘビー級転向に伴い、解散することになったロッポンギヴァイスのラストマッチ。対戦相手の裕二郎は、そんなバレッタを痛烈批判している。
　
　試合開始前、裕二郎と共に裕二郎ガールズのPIETERも登場。妖艶なダンスで場内を盛り上げた。

　そこからロメロ＆バレッタがハイタッチをしようとするが、オーエンズがロメロに飛びかかって妨害。そして、オーエンズがショルダースルーでバレッタを投げ捨て、裕二郎がギロチンドロップ、オーエンズがジャンピングニードロップで追撃。
　その後もバレッタの劣勢は続き、裕二郎が串刺しフロントハイキック、オーエンズがトップロープ越えのコードブレイカーなどで攻め込む。しかしバレッタは、裕二郎の串刺し攻撃を回避し、コーナーを利用したスイングDDTで逆転。
　これでロメロ対裕二郎となり、ロメロが裕二郎にコーナー最上段からのフライングボディアタック、オーエンズにヘッドシザースホイップ。そして、両腕ラリアットを放つも、裕二郎たちにかわされてしまう。
　だが、ロメロが次のトレイン攻撃から逃れ、バレッタがオーエンズにジャンピングバックエルボーをお見舞い。さらに、バレッタが裕二郎をトップロープへ乗せ、ロメロがスワンダイブミサイルキックで撃ち抜く。そして、バレッタが低空ランニングニーアタックで続く。
　ここでロメロ＆バレッタはストロングゼロを狙うが、オーエンズがロメロを場外に落として妨害。そして、オーエンズがランニングニーアタック、裕二郎＆オーエンズが合体バックドロップをバレッタに見舞う。
　続いてオーエンズはパッケージドライバーを仕掛け、抵抗したバレッタに打撃コンビネーションを浴びせる。だが、バレッタ＆ロメロがオーエンズにダブルジャンピングニーアタックを食らわせ、ロメロがトペスイシーダで裕二郎を分断。ここで今度こそバレッタ＆ロメロがストロングゼロを炸裂させ、バレッタがオーエンズから3カウントを奪取した。

バレッタ「ヘイ、ロッキーはどこに行った？　最後のタッグ戦なのに、ボクが一人でコメントするのかい？（苦笑）。まあ、いい。ユウジロウはたぶん、たぶんボクとシングルで闘いたいってことをマイクで言ってたんだよね？　彼が言ってるのは日本語なのか、英語なのか、どっちもヘタクソで、何言ってるか意味がわからなかったよ。まあ、いい。アイツがそう言うなら、やってやるよ？　ユウジロウ、おまえの一番のセールスポイントはなんなんだ？　ただ、横にピーターみたいなガールズがいつも一緒にいるってことだけだろ？　しかも、だいたい“ピンプ”っていうけど、本当にピンプの意味がわかってるのか？　べつに本物の“ピンプ”みたいなこともやってないだろ？　じゃあ、いったいおまえはなんなんだ？　ただし、ユウジロウからの“挑戦”については受けてやるよ。……最後に、ロッキー。いったいどこにいるかわからないけど、本当にありがとう。心から感謝しているよ」
※ロッキーはノーコメント

裕二郎「言いたいことは！ すべて！ リングの上のマイクで言いました！ なので、いまはこのピーターのお尻でも撮っておいて？ なあ？ わかる？ いいぜ。ピーターのお尻だけを撮ってくれれば、もう十分だ（ニヤリ）」
※チェーズはノーコメント