『G1 CLIMAX 27』最終戦にして両国国技館3連戦の最終日。ケニーvs内藤の優勝決定戦をメインイベントに据え、全9試合が組まれた。
オープニングマッチは、新日本プロレス本隊vs鈴木軍の8人タッグマッチ。デスペラードは6月27日の後楽園ホール大会でIWGP Jr.王者のKUSHIDAを襲撃し、ギターショットでKO。タイトル挑戦を迫った。
タイチのディーバとして登場したあべみほは、いきなりライガーに急接近して誘惑。一方、デスペラードは前日の両国大会でKUSHIDAから奪ったIWGP Jr.ベルトを見せびらかす。
そんな中、ライガーがあべを肩に担ぎ、平手で尻を叩いてお仕置き。怒ったタイチがライガーに襲い掛かり、ストンピング連射を食らわせる。一方、KUSHIDAは放送席に置かれたIWGP Jr.ベルトを取り戻そうとするが、デスペラードが妨害。
その後、ライガーがタイチに風車式バックブリーカー、串刺し掌底。そして、タイガーがカウンターローリングソバット、タイガードライバーで続く。
さらにタイガーはTAKAにもタイガードライバーをお見舞いして行くが、タイチが串刺し攻撃を回避し、ハイキックで逆転。
KUSHIDA対デスペラードとなり、KUSHIDAがデスペラード&金丸にハンドスプリングエルボー。そして、高角度DDTでデスペラードを突き刺し、ホバーボードロックを仕掛ける。
さらにKUSHIDAは、リープフロッグ&ドロップダウンでデスペラードにフェイントをかけ、アームホイップと同時に腕を取る。だが、デスペラードがマフラーホールドで逆襲。
そこからデスペラードは顔面をかきむしるが、KUSHIDAがオーバーヘッドキックで報復。ところが、デスペラードが180°開脚でKUSHIDAの突進をかわして場外へ落とし、トペコンヒーロを敢行。
しかしKUSHIDAは、デスペラードをコーナー下に座らせ、金丸をカニばさみで倒して急所に激突させる。ここで川人の出番となり、エルボー連打、ランニングエルボーで金丸に追撃。
続いてKUSHIDA組のトレイン攻撃となり、川人が串刺しバックエルボー、タイガーがハイキック、ライガーが串刺し掌底、KUSHIDAがエプロンからの延髄斬り。さらに、川人が前方回転エビ固めで丸め込み、スワンダイブミサイルキックに繋ぐ。
続いて川人はブレーンバスターの体勢に入るが、金丸が抵抗し、カウンターラリアットで吹き飛ばす。その直後、ショートタイツ姿に変身したタイチが川人の側頭部へスピンキックをお見舞い。そして最後は、金丸&タイチが連携技ハイボールWを炸裂させ、川人を沈めた。