Road to THE NEW BEGINNING

日時: 2016年1月29日(金) 18:00開場　19:00開始
会場: 埼玉・所沢市民体育館・サブアリーナ
観衆: 1,126人（超満員札止め）

第4試合 30分1本勝負

ジュース・ロビンソン
“キング・オブ・ダークネス”EVIL

マイケル・エルガン
内藤哲也

境界線

11分29秒　EVIL→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　内藤＆EVIL＆BUSHIのLOS INGOBERNABLES de JAPON（ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン）が登場。エルガン＆ロビンソン＆KUSHIDAの異色トリオと対決。なお、IWGP Jr.王者KUSHIDAは、2・14長岡でBUSHIの挑戦を受ける。
　
　KUSHIDA対BUSHIで試合が始まり、BUSHIが背中合わせでKUSHIDAを飛び越える。そして、ヘッドシザースホイップを繰り出すも、KUSHIDAが側転で着地。その後、腕ひしぎ逆十字固め、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションに繋げた。
　ところが、L・I・Jが場外乱闘へ持ち込み、一気に試合の主導権を掌握。これでKUSHIDAが完全に孤立し、EVILがカウンター旋回式サイドバスター、BUSHIがチョーク攻撃、ミサイルキック、内藤が低空ドロップキックなどでいたぶり続ける。
　さらに内藤はロープを利用したDDTへ行くが、KUSHIDAが回避してオーバーヘッドキックで逆転。ようやく出番となったエルガンが、コーナー最上段からのジャンピングショルダータックル、ジャンピングエルボー、トップロープ越えのジャンピングボディプレス、延髄斬りなどで内藤に追い討ちをかける。
　エルガンの攻撃は続き、エアプレンスピンから変型ヘラクレスカッター。たまらずBUSHIが乱入するも、エルガンが片腕でのリフトアップで持ち上げ、ハイアングルボディスラムで投げ捨てる。そして、EVIL＆内藤を同時に抱えると、バックフリップでまとめて叩きつけた。
　続いてエルガンはパワーボムの体勢に入るが、内藤が頭部にパンチを浴びせて脱出し、延髄斬りで逆襲。それでもエルガンはパンチで報復するが、内藤がジャンピングエルボーアタックでなぎ倒した。
　ロビンソン対EVILの場面。ロビンソンが顔面パンチ連射、カウンターフライングネックブリーカー、キャノンボール、コーナー最上段からのフライングボディアタックと得意技を連発。さらに、バックスピンキック、パワーボムホイップ、ダイビングヘッドバットへ繋ぐ。
　すると、KUSHIDAがBUSHIにハンドスプリングエルボーを見舞い、場外へ追い込む。ところが、EVILが追走式ジャンピングエルボーでロビンソンに逆襲し、フィッシャーマンバスターで追撃。
　これでロビンソンの動きが止まり、EVILが串刺しバックエルボー、内藤がマンハッタンドロップ、EVILがラリアット。そして最後は、EVILがさく裂してロビンソンが轟沈した。

　試合後、BUSHIがKUSHIDAをリングへ押し込み、IWGP Jr.ベルトをかざして踏みつけた。

COMMENT

EVIL「This is EVIL. Everything is EVIL. すべては……EVILだ」
BUSHI「あぁあ。KUSHIDA、お前にはガッカリだよ。なんでかってさ、昨日はシリーズ開幕直前、ニコプロ生出演っていうんだからさ、俺はニコプロ会員になって視聴してやったのにさ、俺の話題一つも触れねぇじゃねぇか。時間の無駄だった。お前のベルトを失うカウントダウンは、もう始まってんだよ。他の事ばかりに目を向けてる暇があるんだったらな、俺を見てた方がいいぞ。俺から目を離すなよ。なんて立って、制御不能なんだからな。Enserio。マジで」
※内藤はノーコメント

ロビンソン「ハァハァ、俺は3カウントとられたのか……エルガン、すまない」
エルガン「気にするな。後楽園で結果を出そう」
ロビンソン「クシダサンは必ずBUSHI勝つ。そして、EVILにも勝つ」
KUSHIDA「ハァハァ、EVILもそうだ、カマイタチもそうだ。海外ってのは、男を強くさせちまうなぁ。確かに、ヘビー級と直接闘うのも、一つ手だと思う。いちレスラーとしては、それでいいと思う。ただ俺は、この（IWGPジュニアヘビー級の）ベルト持ってるから。IWGPジュニアのヘビー級全員を上に引っ張り上げる義務があるんだ。IWGPジュニアヘビー級選手権を、今年中にビッグマッチのメインにする。IWGP、ベルトだけじゃなくて、この階級全部を上にもっていく。それが俺の考えるチャンピオンの務めだ。まずは、BUSHIだ」