NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016

日時: 2016年1月23日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,593人（超満員札止め）

第3試合 60分1本勝負
アレナ・コリセオタッグ選手権試合

＜王者組＞
＜挑戦者組＞

テ・パンテル
ボビー・スィー

ゲレーロ・マヤ・ジュニア
OKUMURA

境界線

10分42秒　パイルドライバー→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

　マヤ＆パンテルが持つアレナ・コリセオタッグ王座にOKUMURA＆スィーが挑戦。

　OKUMURA組のセコンドとして下田美馬が登場する中、パンテル対OKUMURAで試合がスタート。そこからマヤ対スィーとなり、マヤがフライングクロスチョップ。さらに、ヘッドシザースホイップでスィーを場外へ追い込む。そして、パンテルのパサーダからマヤがトペコンヒーロ。
　パンテル対OKUMURAとなり、パンテルが風車式バックブリーカー。しかし、OKUMURAすぐに同じ技を返す。しかし、マヤはジャンピングキックでOKUMURAを場外へ落とし、エプロンからのヘッドシザースホイップで投げ捨てる。
　その後、スィーがパンテルの前方回転エビ固めを切り返すと、直後にマヤがコーナー最上段からフライングボディアタックをお見舞い。
　マヤ対スィーの場面。パンテルがスィーを羽交い絞めにするが、マヤのチョップがかわされて誤爆となる。しかし、マヤは逆水平チョップ、顔面パンチ連射、チョップ、カウンターフロントスープレックスでスィーに逆襲。
　さらにマヤは、トップロープの反動を利用したアームホイップでOKUMURA＆スィーを投げ飛ばし、2人に風車式バックブリーカーで追撃。これでOKUMURAとスィーは言い争いになるが、すぐに仲直りし、マヤとパンテルを鉢合わせにする。
　マヤ対OKUMURAの場面。OKUMURAがカニばさみで倒し、スィーが低空ドロップキック。ここでOKUMURA組がパンテルにトレイン攻撃、マヤに合体DDTを見舞い、お互いの額にキスをして称え合う。
　その直後、スィーがロープにのぼってアピールするが、マヤがドロップキックで場外に落とす。そして、パンテルがOKUMURAをヘッドシザースホイップで場外へ追い込み、トペスイシーダ。同時にマヤもスィーにトペスイシーダを食らわせた。
　パンテル対OKUMURAとなり、パンテルがウラカン・ラナで押さえ込むも、OKUMURAがキックアウト。さらに、パンテルのラリアットをかわし、みちのくドライバーIIで突き刺す。すると、パンテルがパワースラムから低空ドロップキックを見舞うが、OKUMURAがキャプチャーDDTで逆転。しかし、マヤが変型ショルダーブリーカーでOKUMURAを排除。
　マヤ対スィーとなり、スィーがジャンピングパワーボム。そこからOKUMURAがパンテルに串刺しラリアットを見舞うも、パンテルが追走式串刺しラリアットで逆襲し、三角飛びミサイルキックからトペスイシーダ2連発。
　その直後、マヤがカウンタージャンピングパイルドライバーでスィーを轟沈し、王座を守った。

COMMENT

パンテル「ここにベルトがあるだろ？俺たちの方が完璧にアイツらを倒したし、完璧な勝利だったから、ここにベルトがある。俺たちはこれからも歴史をつくっていく」
マヤ・ジュニア「俺たちは若いし、未来ある有望な選手だ。アイツよりも2倍3倍の強さを見せつけられた。このベルトをもっともっと価値のあるモノにしていく」
——メキシコ以外の国で、アレナ・コリセオタッグのタイトルマッチをすることは初めてだと思いますが？
パンテル「これからはこのベルトを、もっともっと世界に通じるモノにしていきたい」

スィー「今日は良い日にならなかった。俺たちの実力は見せつけられたけど、ほんのちょっとだけアイツらがラッキーだっただけだ。いつでもどこでも、アイツらのベルトを狙ってやる」
OKUMURA「その通りだ。日本でもやってやるからな」