NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016

日時: 2016年1月22日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,566人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負
小松洋平＆田中翔壮行試合IV

フエゴ
田中翔

ストゥーカ・ジュニア
小松洋平

境界線

05分40秒　フエゴスペシャルリベラ

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016』第4戦の後楽園ホール大会。サムライTVによる生中継が行われ、解説者として新日本プロレスの菅林直樹会長が登場した。
　
　そこから始まった第1試合は、2月からCMLLへ遠征する小松＆田中の壮行試合第4戦。
　
　ストゥーカ＆フエゴは揃いのジャケット＆ハットで登場し、陽気にダンスを踊る。それにつられて小松＆田中が踊り出すと、ストゥーカ＆フエゴはリングサイドの女性ファンを巻き込んでダンスを踊った。
　
　フエゴ対田中で試合が始まり、フエゴが田中を赤コーナーへ連行。タッチを受けたストゥーカが腕を攻めるが、田中は反動を利用した高角度アームホイップで反撃。
　フエゴ対小松の場面。フエゴがトップロープへ飛び乗り、ムーンサルトで着地。そして、小松のラリアットをブリッジでかわすと、体を小刻みに揺らして奇声をあげる。
　しかし小松は、ヘッドシザースホイップでフエゴを場外に落とす。ここで田中もリングに飛び込み、ストゥーカを場外に追いやる。そして2人は同時にロープへ走るが、ストゥーカ＆フエゴが素早くリングへ戻り、小松＆田中を場外へ蹴散らす。その直後、ストゥーカがトップロープとセカンドロープをこじ開け、そのあいだからフエゴがトペスイシーダを敢行。
　これでストゥーカ組のペースとなり、2人が小松に合体滞空式ブレーンバスター。ストゥーカが田中にショルダースルー。だが、小松がトレイン攻撃から脱出し、フエゴにドロップキックで逆襲。
　ストゥーカ対田中となり、田中がヘッドシザースホイップ。そして、コーナー最上段からのヘッドシザースホイップでストゥーカを場外に落とすと、プランチャで追い討ち。
　フエゴ対小松の場面。小松がフライングフォーアーム、コーナー最上段からのセントーンアトミコ。しかし、フエゴが蹴り脚をキャッチして小松を押し倒し、フエゴスペシャルリベラ（変型ラ・マヒストラル）で3カウントを奪った。
　
　試合後、4人は握手で互いの健闘を称え、一緒に手をあげて大歓声を浴びた。

COMMENT

ストゥーカ「コマツもタナカも大変良いレスラーだったと思う。ただ、我々ベストタッグの前では、彼らは敵ではなかった」
フエゴ「コマツとタナカは良い選手だ。彼らはメヒコに来るから、頑張ってほしい」

小松「悪ぃな」
田中「いやいや、仕方ない」
小松「やっちまった。あぁ、また丸め込みだ。取られたんだよね？アレでね？うわぁ、簡単に返せなかったかぁ」
田中「アレね、今まで受けたことないからね」
小松「やっぱ、アレだよ。ダンスの揺動作戦」
田中「絶対作戦、疲れさせる作戦だよ」
小松「リズムで、心拍数が乱れたよ」
田中「向こうのリズムに持っていかれた」
小松「でもね、ヤングライオンでの貴重な残り３試合、残り少ない試合、コレは落としたくなかった。反省しますよ」
田中「あと２つあるからね」
小松「あと２つ、どっかで絶対勝つからね」
田中「ひとつ、日本で結果残してから行きましょうよ。行くんだったら」
小松「しかも、俺らは、メキシコで“神”だし」
田中「神になります」
小松「俺らはメキシコで神になるから。見とけよ、明日。明後日。絶対食ってやるからな」