NEW YEAR DASH !!
- 日時
- 2016年1月5日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,726人(超満員札止め)
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第5試合 30分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
先発はドラダとBUSHI。先手を取ろうとするドラダをいなすようにしてリング下に逃れたBUSHIは、内藤にタッチ。すると、ドラダも棚橋にタッチする。
しかし内藤は、組み合おうとするのを拒否してEVILにタッチ。棚橋とEVILが向かい合ったところ、背後から内藤が襲い掛かる。それでも棚橋は、低空 ドロップキックを内藤に決め、EVILにはフライングフォーアーム、コーナー2段目から振り返りざまのボディアタックを決めた。
しかしL・I・Jは乱戦から場外乱闘に持ち込み、試合の主導権を握る。BUSHIが棚橋にセカンドロープからのドロップキック、内藤は棚橋に唾を吐きかける。そして、棚橋とエルボーの打ち合いから、カウンターのエルボーバット、サマーソルトドロップと流れるような攻撃へ繋ぎ、EVILもセントーンで続く。
ピンチを脱した棚橋がエルガンにタッチすると大歓声。エルガンはEVILにジャンピングハイキック、バックスープレックス2連発。さらに、EVILのエルボー を浴びても倒れず、逆にラリアットを叩き込む。続いてエルガンはダウンしたEVILのバックを制すると、そのまま引っこ抜いてのジャーマンスープレックス。そして、飛び込んできたBUSHIをリフトアップスラムで叩きつけると、エルガンハンマーで追撃。さらには、肩にEVIL、胸に内藤を担いで、そのまま後方に大きく投げ飛ば した。
エルガンがロープに走ったところ、EVILはスーパーマンパンチを決めて反撃。そしてラリアットの打ち合いから投げ捨てジャーマンを決めると、それぞれ ドラダとBUSHIにタッチ。ヘッドシザースホイップでBUSHIをリング下にふっ飛ばしたドラダは、矢のようなトペスイシーダで追撃。そしてリングに戻すとムーンサルトプレスを 放ったが、BUSHIは両足を突き立てて迎撃。
EVILがドラダにフィッシャーマンバスターを決めると、飛び込んできた棚橋には内藤がミサイルキック。 そしてBUSHIは、ドラダのドロップキックを地対空式ドロップキックで撃墜。それでもドラダはドラダスクリュードライバーを狙って肩に担ぐが、 BUSHIは後方に滑り下りて回避。その際、ふらついてレフェリーに激突する。ここでBUSHIはドラダに急所蹴りからレッドミスト、さらにエムエックスを決めて3カウントを奪った。
COMMENT
※EVILが控室に戻ると、内藤がコメントブースに現れる
——昨日、東京ドームで後藤選手に負けて、ノーコメントでしたが?
内藤「昨日の試合?とんだ肩すかしをくらったよ。俺は後藤を信じてたんだよ。100%の後藤、すなわち、キャプテン・クワナで来てくれることを、信じてたんだよ。でもさ、入場ゲートから姿を現した後藤を見て、ガッカリしちゃったよ。試合前に、ガッカリしちゃったよ。まぁ昨日で、叩いても響かない後藤の世話係は、終わったんだよね。あとは、後藤。キャプテンと適当に遊んどけよ。2016年、俺たち、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、今日からがスタートだから。まぁ楽しみにしといてよ。2016年、ここ新日本プロレスのリングで、一体何が起きるのか。まぁ、その辺はな、トランキーロだよ。カブローン」
BUSHI「オイ、ドラダ!オマエしつけぇーな!オマエがもし、リマッチしたいんだったら、やってやってもいいんだぜ。ホーム&アウェイ方式でいいだろ。少なからず、オマエ、メキシコの方が調子いいんじゃねぇのか。だって、そうだろ?このCMLLのベルト、アレナ・メヒコのリングだったら三本勝負なわけだろ?このベルトが1番輝くのは、どこのリングだよ?CMLLだろ。だったら、防衛戦はアレナ・メヒコのリングで決定だ。そして、KUSHIDA。俺はオマエだけは許さない。オマエだけが新日本のジュニアを引っ張ってる、そう思ってるなら勘違いだぞ。新日本ジュニアの、この先の未来を明るくしようっていうのはな、みんな一緒なんだよ。オマエだけじゃない。オマエだけがエースじゃない。俺は2015年、すごい壁が、目の前に立ちはだかったんだよ。2016年は、その壁……いや、それは扉だ。扉を押して、開かれた道。俺にはもう見えてる。2016年の新日本ジュニア、俺には見えてるぞ。IWGPジュニアのベルトも掴んで、俺は必ず、このCMLLのベルトとIWGPジュニアのベルトで二冠になる。以上。何かあるか?何もないなら、いいよ」
ドラダ「イービル、ナイトー、ブシ、インゴベルナブレス・デ・ハポン。ブシ、CMLLウェルター級のベルトを賭けて闘え。オネガイシマス。FANTASTICA MANIA 、モウイッカイ」
棚橋「リスタート、さぁどこへ向かおうかな」
エルガン「このようなことは時々起るものだ」