WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム

日時: 2016年1月4日(月) 15:30開場　17:00開始
会場: 東京・東京ドーム
観衆: 25,204人

第3試合 60分1本勝負
ROH世界選手権試合

(チャンピオン)
(チャレンジャー)

ジェイ・リーサル
マイケル・エルガン

境界線

12分00秒　リーサルインジェクション→エビ固め

※リーサルが王座防衛に成功

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　ROH王者のリーサルが自ら1・4東京ドームへ参戦表明。相手を買って出たエルガンと、タイトルマッチで対決。
　王者リーサルはマネージャーのトゥルース・マルティニを引き連れて登場。
　
　序盤、ショルダータックルを受け止めたエルガンが、ボディアタックをキャッチしてパワースラム。さらに、串刺しラリアット、滞空式ブレーンバスターで追い討ちをかけると、リーサルを片手でリフトアップして投げ捨てる。
　その後、エルガンがエプロンでパワーボムを仕掛けるが、リーサルがリング内へ脱出。その直後、マルティニが「真実の本」というタイトルの分厚い本でエルガンを殴り、リーサルがドロップキックで場外に落とす。そして、トペスイシーダを3連発でお見舞い。
　エルガンが辛うじてリングへ戻ると、リーサルが上から踏みつけ、マルティニが記念撮影を行なう。さらに、リーサルがアームホイップからそのまま側転し、間髪入れずに低空ドロップキックを浴びせる。
　リーサルの攻撃は続き、キャメルクラッチ、スリーパーホールド。だが、次のスイングDDTをエルガンがこらえ、リーサルを大きく投げ飛ばす。そして、串刺しボディアタックを受け止め、バックフリップで追撃。
　これでペースを掴んだエルガンは、ランニングエルボー、ボディスラム、トップロープ越えのジャンピングボディプレス、リフトアップからの変型アバランシュホールド、ブッコ抜きジャーマンスープレックスホールドと猛攻。さらに、ショートレンジラリアットを前後から2発ずつ浴びせる。
　苦しくなったリーサルは、カウンターフロントハイキックで流れを変え、変型バックブリーカー→変型DDTの連続攻撃。さらに、ダイビングエルボードロップからフィニッシュを予告するも、エルガンが回避してロコモーションジャーマン2連発、カウンターラリアット。
　次にエルガンはコーナー2段目にのぼり、エプロンに立つリーサルを引っこ抜いて雪崩式ファルコンアロー。そして、パワーボムホイップでリーサルをニュートラルコーナーに叩きつけると、マルティニを場外へ蹴散らす。
　ここでエルガンはエルガンボムの体勢に入るが、リーサルが「真実の本」で頭を殴って脱出。すかさずリーサルインジェクション（※ハンドスプリングからのカウンタースタナー）で勝利した。

COMMENT

リーサル「（※スタッフがホルダーにベルトを立てかけるように指示すると、手で机から払い落として）NO！誰も俺の言葉を止めることはできない。俺はこの業界でグレートなチャンピオンなんだからな。俺は世界に向かって高々に叫んだ。『WRESTKLE KINGDOM 10』、トーキョードームでマイケル・エルガンを倒すとな。そして、それを実行したまでだ。これが何を示しているのか。そう、俺こそが世界で最も偉大なレスラーであると証明したんだ」
マティーニ（マネジャー）「ここにいるジェイ・リーサルこそが偉大で、特別なレスラーだ。私は彼のことを全面的に信頼している。そしてそれに応えてくれる。彼こそが本当のチャンピオンだ」
リーサル「もう一言だけ言っておく。世界に向けて言っておく。このジェイ・リーサルこそがナンバーワンのレスラーなんだ。俺の前に立つヤツはすべて倒す。この（ROH世界の）ベルトが欲しいヤツは出て来い。俺は待ってるぞ。ニュージャパンよ、文句があるなら、かかって来い。誰でもいい。かかって来い。やっつけてやるまでだ。誰かいるか？ニュージャパンにいるのか？誰でもいいぞ。さあ来い！お前か？さあ来い！誰かいるか？かかって来い！俺こそがグレーテストなんだ」

※エルガンはノーコメント