Road to TOKYO DOME

日時
2015年12月18日(金)   17:30開場 18:30開始
会場
東京・後楽園ホール
観衆
1,666人(超満員札止め)

第7試合 時間無制限
スペシャルイリミネーションマッチ

VS

境界線

15:01 ×柴田(両者OTTR)石井×17:30 ○YOSHI-HASHI(スワントーンボム→片エビ固め)ジュース×19:31 ○棚橋(OTTR)YOSHI-HASHI×20:06 ○棚橋(テキサスクローバーホールド)外道×22:39 ○オカダ(OTTR)棚橋×25:37 ○オカダ(レインメーカー→片エビ固め)KUSHIDA×
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 1・4東京ドームで行われるIWGPヘビー戦オカダvs棚橋、NEVER戦・石井vs柴田のダブル前哨戦となる4vs4イリミネーションマッチ。なお、KUSHIDAは同所でIWGP Jr.王者ケニー・オメガに挑戦する。
 
 まずは柴田、石井の順で入場となり、石井は新しいテーマ曲で登場。そこから棚橋&KUSHIDA&ロビンソン、オカダ&YOSHI-HASHI&外道が入場し、いよいよ試合がスタート。
 
 ロビンソン対YOSHI-HASHIの場面。ロビンソンがリープフロッグからアームホイップを連発し、高速エアプレンスピンを敢行。
 KUSHIDA対外道の場面。外道がKUSHIDAを放り投げてオーバー・ザ・トップロープを狙うも、棚橋たちが飛び込んで外道を場外に落とそうとする。ところが、今度はオカダたちが飛び込んで必死に阻止。
 その後、KUSHIDAがハンドスプリング式ニールキックを青コーナーめがけて放つが、受け止められてしまう。これを合図に大乱闘が巻き起こり、KUSHIDAの動きが完全にストップ。オカダ組が集中攻撃を浴びせる。
 長時間の苦戦を強いられたKUSHIDAだったが、外道にトップロープを支点にしたバク転キック、石井にエプロンからのジャンピングハイキック、外道にスワンダイブミサイルキックを浴びせ、ようやく脱出に成功。
 柴田対石井の場面。両者が激しいエルボー合戦を展開し、さらに柴田が連打で押しこむ。そして、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーで追撃。
 次に柴田はスリーパーホールドを繰り出すが、石井が切り返してバックドロップ。しかし、柴田もすぐにフロントハイキックで巻き返し、バックドロップを返す。
 壮絶なエルボーの打ち合いを挟み、柴田がキチンシンク、石井がカウンターラリアット。そして、柴田がブレーンバスターから逃れてスリーパーホールドを極め、コブラツイスト、卍固めへ移行する。
 その後、柴田が石井をトップロープ越しに投げ、リング内から踏みつけて場外に落とそうとする。それでも石井が粘ると、柴田はフロントハイキックで追撃。ところが、石井がエプロンからヘッドバットを浴びせ、ブレーンバスターを仕掛ける。これが崩れて両者がエプロンで闘いを繰り広げ、柴田がブレーンバスターの体勢に入る。ところが、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックを浴びせ、柴田と石井が同時に場外へ転落。どちらも失格となった。
 ロビンソン対YOSHI-HASHIの場面。ロビンソンがパンチ連射、串刺しボディアタック、キャノンボール、ダイビングボディアタック、フライングネックブリーカー、バックドロップなどで畳み掛ける。
 だが、YOSHI-HASHIが次のムーンサルトプレスを回避し、トラースキック、コードブレイカー、パワーボム&ジャックナイフ式エビ固めで逆襲。そして、スワントーンボムからの片エビ固めでロビンソンを失格させた。
 棚橋対YOSHI-HASHIの場面。YOSHI-HASHIがヘッドハンター、串刺し逆水平チョップ、ネックバスター。すると、KUSHIDAがオカダとYOSHI-HASHIにハンドスプリングエルボーを見舞うが、YOSHI-HASHIが棚橋にカウンターラリアット。
 さらにYOSHI-HASHIはショルダースルーで棚橋を投げ、オーバー・ザ・トップロープを狙う。しかし、棚橋がトップロープを掴んで転落を免れ、エプロンからヘッドシザースでYOSHI-HASHIを捕獲。そのまま場外へ落とし、失格に追い込んだ。
 棚橋対外道の場面。棚橋がトラースキック受け止め、ドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールド。これで一気にギブアップを奪う。ここでオカダが登場し、エルボー合戦から棚橋がエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュ。しかしオカダが、カウンターフロントハイキック、ランニングエルボー、トーキック、DDT、低空ランニングエルボースマッシュでお返し。
 次にオカダはツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、棚橋が回避して低空ドロップキック。すると、オカダが棚橋をコーナー最上段へ乗せてドロップキックを狙うも、棚橋が回避。その後、オカダがツームストンパイルドライバーを仕掛けると、棚橋が抵抗してエプロンへ立つ。その直後、オカダが三角飛びドロップキックで棚橋を場外に落とし、失格させた。
 オカダ対KUSHIDAの場面。KUSHIDAがダイビングエルボードロップをキャッチして腕ひしぎ逆十字固めを極め、オカダをロープエスケープさせる。そして、KUSHIDAがショルダーアームブリーカーを繰り出すと、オカダがフロントハイキックで報復。その後、KUSHIDAがローリングエルボー、オカダがローリングエルボースマッシュを放ち、KUSHIDAがマサヒロ・タナカでオカダをひざまずかせる。
 さらにKUSHIDAは、パントキックからホバーボードロックを極め、自ら回転してポジションを変える。ところが、その回転を利用してオカダがツームストンパイルドライバーに切り返し、なんとハイフライフローで追撃。そして、レインメーカーポーズからレインメーカーをさく裂させ、チームを勝利へ導いた。

COMMENT

オカダ「(IWGPヘビーのベルトを持ちながら)これが、プロレス界トップのベルトだ。これを1月4日に獲るという意味、棚橋さんアナタ分かりますか?プロレス界トップを倒す。カネの雨を降り止ませることが、本気でできると思ってるんですか?そんなことは、誰もできない」
外道「今聞いたな、オイ!レインメーカーの言った通りだ。棚橋、テメェに雨を止めることはできねぇ。レッスルキングダム10以降はよ、ドシャ降りだよ、コノヤロー!」
※YOSHI-HASHIはノーコメント
※石井は柴田を追いかけ、バックステージへ。
 
棚橋「褒めるしかないでしょ、チャンピオンを。今日感じたこと、まだまだオカダには開けてない引き出しがあるってこと。でも向こうが全力で来るんだったら、俺はその上を行く、超全力で。その全力、ぶち破ります」
KUSHIDA「チキショー!ここで結果残せば、ドーム以降のね、俺がベルト獲ってからの明るい未来も見えたんだけど、力及ばず。強かった、IWGPヘビー級チャンピオン。だけど、俺は諦めないから。直接対決も、たとえ試合してなくても、俺は負ける気はさらさらないから、東京ドームでも」
※ロビンソンはノーコメント
※柴田は追いかけてきた石井とバックステージでエルボー合戦を展開。両者そのまま殴り合いながら控室へ消えていった。
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