Road to TOKYO DOME

日時: 2015年12月18日(金) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,666人（超満員札止め）

第1試合 20分1本勝負

ジェイ・ホワイト
デビッド・フィンレー

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　2015年の最後を飾る後楽園ホール2連戦の初日。1月4日（月）東京ドームを目前にし、前哨戦を含めた全7試合がラインナップされた。
　
　オープニングマッチは、第三世代＆ヤングライオンの混成チームによる6人タッグマッチ。
　
　天山対中西で試合が始まり、天山がヘッドロック、ショルダータックル、ヘッドバット。しかし、中西がカウンターショルダータックルで巻き返し、チョップ合戦からモンゴリアンチョップ連射。
　すると、中西がマッケンローで巻き返し、いきなりアルゼンチンバックブリーカーを繰り出す。だが、小島が救援に入り、ヘッドドロップ＆エルボードロップの同時攻撃を中西へ食らわせた。
　ホワイト対フィンレーの場面。フィンレーがホワイトのリープフロッグを受け止め、ジャンピングエルボースマッシュをお見舞い。これをきっかけにホワイトが孤立する展開となり、中西が逆水平チョップ、永田＆中西がダブルショルダータックル、永田がミドルキック3連射で追い討ち。しかしホワイトは、カウンタードロップキックで永田に逆襲。
　天山対永田の場面。天山がモンゴリアンチョップ連射、ヘッドバット、串刺しラリアット。しかし、永田が次のブレーンバスターから逃れ、フェイント式低空ドロップキックをお見舞い。それでも天山はマウンテンボムで叩きつけるが、永田も負けずにカウンターエクスプロイダーで返した。
　小島対中西の場面。小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー！」の叫びをファンと大合唱するも、中西が立ち上がり、のど輪ラリアットで逆襲。そこから野人ダンスラリアット、カウンタースピアーへ繋いだ。
　小島対フィンレーの場面。フィンレーがエルボースマッシュ、キャノンボール、カミカゼと畳み掛け、永田組がトレイン攻撃を開始。永田が串刺しフロントハイキック、中西が串刺しラリアット、フィンレーが串刺しエルボースマッシュを小島に食らわせ、フィンレーがフライングメイヤー、低空ランニングエルボースマッシュで追撃する。
　続いてフィンレーはロープへ走るが、小島がカウンターのウエスタンラリアット1発で轟沈した。

COMMENT

天山「ハァハァ、試合はね、キッチリ勝ったよ。キッチリ勝ったけど、俺の中ではモヤモヤしてるね。なんでかわかるか？あのクソ西！なにアイツ！やる気あるのかって？オイ、昔から何十年やっとんねんって。オイ、来るんやったら来いや！やったるよ。オイ、死ぬ気で来いよ。中途半端にしやがって、アホンダラ。オイ、第1試合だろうが、第2試合だろうが、なんやろうが、命かけて来いや！中西！くそったれが！」
ジェイ「今日は、後楽園で、ベストタッグチームと組めて、とても光栄だ。そして、俺はお客さんの期待に応えられるように、もっと強くなる。アリガトウゴザイマシタ」
小島「デビッド、お前のお父さんはもっともっと強かったぞ。お前、まだ若いし。俺が海外遠征行ってた時と同じぐらいの歳だ。その時、俺がお前のお父さんから教わったこと、俺が教えられる機会があれば、また試合をしようよ。お前にみたいな2世レスラーってのは、今貴重なんだよ。たくさんいるけど、やっぱりあれだけのサラブレッドってのは、ほんとに貴重だから。また試合しようぜ」

※永田、中西、デビッドはノーコメント