Road to TOKYO DOME
- 日時
- 2015年12月16日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 栃木・栃木市総合運動公園体育館
- 観衆
- 819人
-
第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋対オカダで試合が始まり、オカダがいきなりレインメーカーを狙う。これを棚橋がかわしてドラゴンスープレックスの体勢に入るが、今度はオカダが回避した。
柴田対石井の場面。激しいエルボー合戦から柴田がフロントハイキックを連発し、石井をなぎ倒す。そして、フロントネックロックを極めると、石井を自軍コーナーへ連れ込んだ。
本間対中邑の場面。中邑が本間の首に脚をかけて後方宙返りし、本間を押し倒してストンピングとローキックを放つ。これを本間がかわし、カウンターボディスラムから小こけしを発射。ところが、中邑がかわして自爆に追い込み、頭部へキックを浴びせる。
さらに中邑は、バイブレーション式踏みつけ攻撃を本間に食らわせ、コーナー最上段へ固定してジャンピングニーアタックを見舞う。ここから本間が長時間のローンバトルへ追い込まれ、石井&オカダ&中邑がトリプルフロントハイキック&合体ヒップドロップ。そして、中邑がこけし式ニードロップを投下する。
苦しくなった本間は、中邑のフロントネックロックをブレーンバスターに切り返そうとするも失敗。だが、カウンターバックエルボーで中邑を倒し、今度こそ小こけしを命中させた。
真壁対中邑となり、真壁が串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド、カウンターラリアット。すると中邑はハンマースルーを切り返して膝蹴りを浴びせ、フェイント式ニールキックで脱出。
柴田対石井の場面。柴田がエルボー連打、串刺しフロントハイキック、顔面ウォッシュ、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、三角絞め。さらに、カウンターキチンシンクからカウンターミドルキックへ繋げる。
しかし石井は左右のエルボー連打で巻き返し、ラリアットで追撃。さらに、柴田のスリーパーをバックドロップに切り返す。それでも柴田はフロントハイキックを浴びせるが、石井は倒れずにラリアットで報復した。
棚橋対オカダの場面。棚橋がフライングフォーアーム、ボディスラム、ダイビングサンセットフリップ。すると、オカダがリバースネックブリーカーの体勢に入り、そこからレッドインクへ移行する。
これを本間がカットすると、オカダはコーナー最上段へのぼるが、棚橋がすぐに立ち上がる。するとオカダはツームストンパイルドライバーを仕掛けるが、棚橋が回避してドラゴンスクリュー。しかしオカダは、カウンタードロップキックで棚橋をなぎ倒した。
棚橋対YOSHI-HASHIの場面。YOSHI-HASHIがヘッドハンター、串刺し逆水平チョップ、ネックバスター。さらに、中邑が延髄斬り、石井がラリアットでアシストし、YOSHI-HASHIがスライディングラリアットで続く。
ところが、棚橋がYOSHI-HASHIを突き飛ばし、本間がこけしロケットをお見舞い。ここから石井が本間にラリアット、柴田が石井にエルボー、中邑が柴田にジャンピングカラテキック、真壁が中邑&オカダに両腕ラリアット。
すると、YOSHI-HASHIがカウンターラリアットで棚橋を吹き飛ばし、トラースキックからブレーンバスターの体勢に入る。ところが、棚橋がツイスト&シャウトに切り返し、スリングブレイドで追撃。最後はハイフライフローでYOSHI-HASHIを仕留めた。
試合後、棚橋とオカダが睨み合いとなり、挑戦権利証入りのアタッシュケース、IWGPヘビーベルトをそれぞれ掲げた。
そこから棚橋組が勝ち名乗りを受け、ファンの大歓声に応える。そして、1人でリングに残った棚橋がマイクアピールを行ない、栃木のファンに「1年間、本当にどうもありがとうございました!」と感謝の挨拶。さらに、1・4東京ドームでIWGP王座を奪回すると宣言し、「次、皆さんに会うときは、俺がチャンピオンです!」と言い切った。
さらに棚橋は、ファンの要望に応えて3回のエアギターを敢行。3回目の演奏は「WRESTLE KINGDOMのテーマ」ギターバージョンで場内を盛り上げた。
その直後、「棚橋・最高」コールを浴びた棚橋は、「ありがとう。“棚橋・最高”の雨が降ったな」というジョークでファンを笑わせる。そして、「じゃあ『よいお年を』ということで! 最後に!! 栃木の皆さーん!! 愛してまーーす!!」という叫びで栃木大会を締めくくった。
■棚橋のマイクアピール(全文)
「新日本プロレスが! 栃木に! 帰って来たぜーー!!(※大歓声&大拍手) 栃木も凄いね。大応援ありがとうございました!(※大拍手) 新日本プロレス、今年もあと残すところ2試合。1年間、本当にどうもありがとうございました(※大拍手)。そして、その先には1・4東京ドームが待ってます。そこで! 俺はオカダの持っているチャンピオンベルトに挑戦します(※大拍手)。ということは、次、皆さんに会うときは、俺がチャンピオンです!(※大歓声) ちょっくら! IWGP巻いて来ます。今日もありがとうございました!(※大歓声)」