Road to TOKYO DOME
- 日時
- 2015年12月11日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 青森・青森県武道館
- 観衆
- 1,628人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
試合前から棚橋とオカダが睨み合いになるが、KUSHIDAと外道が2人を引き離して自分たちが先発となる。そんな中、外道がロープ際でクリーンブレイクを要求し、応じたKUSHIDAに不意打ち。しかし、KUSHIDAがグラウンドで圧倒し、外道は場外にエスケープした。
棚橋対オカダの場面。オカダがヘッドロックで絞るも、棚橋が腕を引き剥がす。その後、オカダがロープ際でクリーンブレイクするが、棚橋が不意打ちに出る。そして、いきなりレインメーカーを繰り出すが、オカダがかわして“元祖”レインメーカーを発射。だが、今度は棚橋が回避し、カウンターバックエルボー&フライングボディアタックの連続攻撃を食らわせた。
KUSHIDA対オカダの場面。KUSHIDAがセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションを浴びせ、控えの外道へハンドスプリング式ニールキックを放つ。ところが、外道が回避してKUSHIDAを捕まえ、一気に形勢逆転。
大ダメージを負ったKUSHIDAがカウント19でリングへ戻ると、オカダがトップロープ越えのセントーンアトミコ、外道が顔面攻撃、チョーク攻撃で追い討ち。さらに外道が顔面踏みつけ攻撃、オカダが低空ランニングフロントキック、外道がフィストドロップなどで徹底的に痛めつける。
それでもKUSHIDAは、外道のサーフボードストレッチを切り返すが、タッチはできず。しかし、外道にオーバーヘッドキックを浴びせ、ようやく自軍コーナーへ生還。
棚橋対オカダの場面。棚橋がカウンターバックエルボー、ショルダースルー、ダイビングサンセットフリップ。すると、オカダがカウンターでフロントハイキックを浴びせ、棚橋の突進を利用してリバースネックブリーカー。さらに、ダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを決める。
すると、棚橋がすぐに立ち上がり、両者はエルボー合戦を展開。続いてオカダがコーナーに振るが、棚橋がカウンター低空ドロップキックを見舞う。ところが、直後にオカダがカウンタードロップキックで逆転。
棚橋対外道の場面。棚橋がトラースキックを受け止め、ドラゴンスクリュー。そこからテキサスクローバーホールドを極めるが、オカダのカットが間に合う。そして、外道&オカダのトレイン攻撃からオカダがDDT、外道がトラースキック。さらに、オカダのフラップジャックから外道が外道クラッチで押さえ込むが、KUSHIDAがカット。
さらにKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボーでオカダ&外道をなぎ倒し、プランチャでオカダを分断。すると、棚橋がスリングブレイドからハイフライフローをさく裂させ、快勝を収めた。
試合後、棚橋&KUSHIDAがコーナーにのぼり、ファンの大歓声を浴びる。その後、KUSHIDAがIWGP挑戦権利証入りのアタッシュケースを蹴ってしまい、丁寧に棚橋へ謝罪した。
そこから1人でリングに残った棚橋がマイクアピールを開始。1・4東京ドームでオカダを倒し、IWGP王者として弘前へ凱旋することをファンに誓った。
■棚橋のマイクアピール
「新日本プロレスが! 弘前に! 帰ってきたぜーー!!(※大拍手) 今日も大応援ありがとうございました!(※大拍手)。そして! このシリーズの先に、そう、1月4日東京ドームが待ってます。そこで、俺は、オカダの(IWGP)ベルトに挑戦します(※大拍手)。 ということは! ということは? ということは〜! 次! 帰って来たとき、チャンピオンだよね?(※大歓声&大拍手) 今日はどうもありがとうございました!(※大拍手)」
ここで「ギター」コールが起こると、棚橋が田中からエアでギターを受け取り、チューニング。そして、「弘前ーー!! 弘前ーー!! 弘前ーー!! 盛り上がって行こうぜーー!!」と叫び、1回目のエアギターを披露した。
これでアンコールが起こり、棚橋は2回目のエアギターを演奏。最後にギターをエアで壊すと、リングサイドのファンから新しいギターをエアで受け取る。そして、3回目の演奏は「WRESTLE KINGDOMのテーマ」ギターバージョンを初お披露目した。
このあと、「棚橋・最高」コールが起こり、棚橋もノリノリとなる。そして「新日本プロレス、2015年、本当にありがとうございました。これからも新日本プロレス、盛り上げて行きますんで、また来年かな? お会いしましょう!」と言うと、リングサイドのちびっ子ファンが「ハイ!」と大きな声で答えた。
するとすかさず棚橋が「いい返事!! またお会いしましょう!!」と叫び、今度は大勢のファンが一斉に「ハイ!!」と答える。そして最後は、「青森の皆さーーん!! 愛してまーーす!!」の叫びで締めとなった。