WORLD TAG LEAGUE 2015
- 日時
- 2015年12月5日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 兵庫・神戸サンボーホール
- 観衆
- 1,258人(超満員札止め)
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第7試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2015」Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
天山対ターバンで試合が始まり、天山がショルダータックルをお見舞い。さらに、ヘッドバット、モンゴリアンチョップなどで追い討ちするも、ターバンがカウンタードロップキックで逆転。
小島対ベネットとなり、ショルダータックル合戦を制したベネットが、エルボー連打。しかし、小島がカウンターショルダータックルで逆襲し、天山がモンゴリアンチョップ、小島がエルボーを交互に連射。さらに、ヘッドドロップ&エルボードロップの同時攻撃へ繋いだ。
天山対ターバンの場面。天山がブレーンバスターの体勢に入ると、マリアがエプロンへ上がって叫び声をあげる。これに天山が気を取られてしまい、ターバン&ベネットが急所を鉄柱へ激突させる。
ここからキングダムが天山を逃がさず、ターバンがチョーク攻撃、ベネットがカウンターバックエルボーなどで追い込む。しかし天山は、ターバン&ベネットの合体ショルダースルーを回避し、ターバンの延髄斬りをベネットに誤爆させる。そして、カウンターニールキックをターバンに浴びせ、脱出に成功。
ようやくタッチを受けた小島は、ターバンに逆水平チョップを乱射し、乱入したベネットも同じ目に遭わせる。そして、ターバンには串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ、エルボー連打、ローリングエルボー、DDTで追撃。
ところが、ベネットが加勢に入り、ターバンがジャンピングハイキックで逆襲。さらに、コーナー最上段からのスワントーンボムで小島を押し潰した。
天山対ベネットの場面。天山がモンゴリアンチョップ連射、トーキック連射、ヘッドバット、串刺しラリアット、ブレーンバスター。そして、顔面攻撃にも怯まず、マウンテンボムで叩きつける。
続いて天山はコーナーにのぼるが、ターバンが脚にしがみつき、ベネットが串刺しラリアット、ターバンが串刺しジャンピングエルボー。さらに、ベネットのスピニングスパインバスターからターバンがライオンサルトを投下。
ここでターバン&ベネットはヘルメリーに行くが、小島がカットに入り、天山&小島がターバンにテンコジカッター。そして、天山がベネットにアナコンダバイスを極めるが、マリアがエプロンにのぼって大声を出す。
すると、天山が技を解いてマリアに近づくが、ベネットがスピアーで逆転。さらに、ベネット&ターバンが、ダブルトラースキックで小島を戦闘不能に追い込む。
孤立した天山は、ベネットたちにモンゴリアンチョップ連射。だが、2人がダブルトラースキックを食らわせ、合体技ヘルメリーで沈めた。
これでキングダムは『WORLD TAG』リーグ戦を終了。2勝4敗=8点という成績を残した。
COMMENT
ターバン「結果は残念だったけど、最後はジャパニーズレジェンドのタッグチームを片付けた。しかも2人とも元IWGPヘビー級のチャンピオンだ。俺たちはシングルマッチでも6人タッグでも8人タッグまで関係ない。このカメラの向こうで見ている者たちよ、俺たちキングダムがベストタッグチームであることをこれからも証明していくから、よく見ておくんだ」
ベネット「このトーナメント(タッグリーグ)は勝ち残れなかったが、ここにはまだROH世界タッグベルトがある。俺たちはこれであきらめたわけじゃないし、あきらめるわけがない。俺たちの相手はみんな、試合が終われば倒れてるんだ。たとえそれがIWGPヘビー級チャンピオンであってもな。そうすることが俺たちの使命であり、そうすることで俺たちが世界でベストなタッグチームであることが証明できるのだ。それができるのは俺たちキングダムだけだ」
※マリアはノーコメント
天山「ああ、マリア! チキショー。なんで、マリア、俺のところに来てくれへんねん? このタッグリーグ、最後の最後、これが楽しみでやったんちゃうけど、チャンス逃したわ。なあ、コジ、悪い。でもあきらめへんぞ」
小島「最後の公式戦が、ああやってマリアに惑わされて終わる天山っていうのが、テンコジの一つの魅力じゃないかと勝手に思ってるんでね。俺は昨日、すげぇ落ち込んだ。昨日の試合でものすごく落ち込んだ。俺はもう、このプロレス界に居場所がないと思った。でも今日、試合してみて、違うなっていうのを感じた。これだけのファンのみんなが応援してくれた。それがすべてだから。ファンの人が1人も応援してくれなかったら、たぶんヘコんだままだったかもしれないけど、これだけたくさんの声援を聞くことができて、ありきたりだけどプロレスラーをやってることの素晴らしさを今日、リーグ戦を全部終わって再確認できました。また必ず、這い上がってみせます」