WORLD TAG LEAGUE 2015
- 日時
- 2015年11月29日(日) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 愛媛・テクスポート今治
- 観衆
- 1,007人(満員)
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第7試合 30分1本勝負
「WORLD TAG LEAGUE 2015」Aブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
エルガンと中西が先発し、ショルダータックル合戦で互角の勝負を展開。そこから手四つの力比べとなり、こちらも互角となる。その後、エルガンがエルボーを食らわせてロープへ走るが、中西がカウンター水車落としで投げ捨てた。
これでエルガンが孤立し、永田がミドルキック、中西が逆水平チョップを交互に連射。だが、エルガンは2人にエルボーを連打し、自軍コーナーへ戻った。
棚橋対永田の場面。棚橋がフロントハイキックを受け止め、膝にエルボースタンプを投下。さらに、膝へトーキックを連発し、カウンターバックエルボー&フライングボディアタック、張り手へ繋ぐ。
しかし、永田がカウンターキチンシンクで逆襲し、ミドルキック3連射、ボディへのエルボーで追い討ち。さらに、中西&永田がダブルショルダータックル、中西がボディブロー、永田がニーリフトなどで追い込む。
苦しくなった棚橋は、永田のフロントハイキックを回避し、フライングフォーアームで逆転。タッチを受けたエルガンが、ダイビングショルダータックル、エルボー連打、ジャンピングエルボーで追撃する。
それでも永田はカウンターフロントハイキックで反撃するが、エルガンがカウンターエルボーからジャーマンスープレックスホールド。次のパワーボムは永田がバックスープレックスで脱出したものの、エルガンは自らエプロンへ飛び出し、控えの中西にフロントハイキック。そして、ロープを利用して永田を場外へ追いやると、棚橋を持ち上げてハイフライフロー・フロム・エルガンを敢行。
エルガンの攻撃は続き、永田をリフトアップして変型アバランシュホールド。そして、ショートレンジラリアットからロープへ走るが、永田がカウンターエクスプロイダーで叩きつけた。
エルガン対中西となり、中西が逆水平チョップ連射、ダブルチョップ、串刺しラリアット。しかし、エルガンがラリアットを2連続で相打ちに持ち込む。そして、中西のスピアーを受け止め、ブレーンバスターで投げ飛ばした。
棚橋対中西の場面。棚橋がエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュの3段攻撃、カウンター低空ドロップキック2連発、ドラゴンスクリュー。そして、テキサスクローバーホールドを極めると、エルガンが永田にシャープシューターを仕掛ける。だが、永田がナガタロック(I)に切り返し、中西を救出。
ここから永田が棚橋にタイナーを見舞い、中西がカウンタースピアーで追撃。そして、2人がダブル野人ダンスを敢行し、中西が棚橋にラリアット、永田がエルガンにフロントハイキック。
続いて中西がアルゼンチンバックブリーカーで棚橋を担ぎ、永田が腕固めでエルガンを分断する。ところが、エルガンが腕を極められたまま永田を持ち上げ、変型パワーボムホイップで投げて中西に激突させる。
これで棚橋が自由になると、中西がエルガンにラリアット。しかし、棚橋は中西のラリアットを回避し、スリングブレイドで逆襲。さらに、永田もスリングブレイドでなぎ倒す。
その直後、エルガンがエルガンハンマーで棚橋を投げ、中西を押し潰す。それでも中西は地獄突き、クロスチョップで巻き返すが、棚橋&エルガンがトレイン攻撃で逆転。最後は棚橋がハイフライフローで中西を轟沈した。
試合後、棚橋&エルガンがコーナーにのぼってファンの大歓声に応える。
その後、1人でリングに残った棚橋がマイクアピールで今治のファンに挨拶。1・4東京ドームのIWGP戦でオカダに勝利し、チャンピオンとして凱旋することをキッパリと宣言した。
さらに棚橋は、ファンの要望に応える形で3回のエアギターを敢行。最後はもちろん「愛してまーす!!」の叫びで今治大会を締めた。
COMMENT
エルガン「タナハシとはまだまだたくさんのコンビネーションがある。楽しみにしておいてくれ。タナハシとのタッグは楽しいし、今の俺の目標は、日本のファンからたくさんの支持を受けることだ。俺が持ってるものをどんどん見せていくし、日本のファンが見たいと思っているものをどんどん見せていく。その第一歩としてサムライであるタナハシとタッグが組めたことは幸運だったし、タナハシとのコンビでベストを目指していく。まずはみんなに俺のことを知ってもらって、いつまでも長く見てもらえるようにしたい」
永田「棚橋、エルガン組っていうよりも、エルガンの初めて見るようなさまざまな技やバリエーションに一本取られたなっていう感じだったですね。まだまだ未知の男だから、まだまだ出してないものがいっぱいありそう。慣れてくりゃ、とんでもなく怖いヤツになりますよ、あいつは。一発食いたかったけどね、今日は。でも、公式戦はまだたくさんあるから」
※中西はノーコメント