WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年11月29日(日) 16:00開場　17:00開始
会場: 愛媛・テクスポート今治
観衆: 1,007人（満員）

第2試合 20分1本勝負

ジェイ・ホワイト
“キング・オブ・ダークネス”EVIL

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『WORLD TAG』Bブロックで無傷の3連勝をマークしている内藤＆EVIL（ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン）が、KUSHIDA＆ホワイトと対戦。なお、KUSHIDAは1月4日（月）東京ドームで、ケニー・オメガの持つIWGP Jr.王座に挑戦する。

　ホワイト対内藤で試合が始まるも、内藤が何もせずにEVILとタッチして「トランキーロ（焦るな）」と呟く。
　これでホワイト対EVILになるも、EVILが何もせず不気味にリング内を徘徊。すると、内藤がいきなり背後からホワイトへ襲い掛かり、一気に場外乱闘へ突入。そのまま内藤組がホワイトを捕まえ、内藤が低空ドロップキック、EVILがセントーン。さらに、EVILの串刺しラリアットから内藤が低空ドロップキックを見舞う。
　劣勢の続いたホワイトはショルダースルーでEVILを投げるが、KUSHIDAがリング下に転落しており、タッチはできず。替わった内藤はホワイトにツバを吐くが、ホワイトがカウンタードロップキックで逆転に成功。
　ようやくタッチを受けたKUSHIDAは、内藤に対してスワンダイブチョップ、ミドルキック連射、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーション。さらに、ハンドスプリングエルボーでEVILを蹴散らすと、内藤にはトップロープを支点にしたバク転キック、エプロンからの延髄斬り、ホバーボードロックで追い討ちをかける。
　すると内藤は、次のバズソーキックを回避し、延髄斬りで逆襲。さらに、ジャンピングエルボーアタックでKUSHIDAの動きを止め、EVILと替わる。しかしKUSHIDAは、EVILにオーバーヘッドキックを浴びせ、自軍コーナーへ帰還。
　ホワイト対EVILとなり、ホワイトがカウンターバックエルボーで先制。そして、KUSHIDAの串刺しダブルジャンピングニーアタックから、串刺しエルボースマッシュ、ブレーンバスター、逆エビ固めへ繋ぐ。
　さらにホワイトは、逆水平チョップ連射、エルボー連射、DDTでEVILに追撃。そして、コーナー最上段にのぼるが、EVILが立ち上がってミサイルキックを回避。直後にEVILで叩きつけ、一気に勝負を決めた。

　試合後、内藤がホワイトに暴行。怒ったKUSHIDAがエプロンへのぼり、BUSHIと至近距離で睨み合った。

COMMENT

BUSHI「ひと〜つだけさ、一つだけ教えてあげるよ。EVILは今のままじゃ、何も語らないよ。何も語ろうとしない。何でかわかる？熱くなる相手が見つからないからだよ。EVILにもっと何かを求めるんだったらさ、もっと怒れる相手を用意してくれないと、EVILだって燃えないよ。俺はもう、次のターゲットを決めてあるから。以上」
EVIL「・・・・・・・・・・・・」
内藤「あれ、やべえ。耳たぶの調子がちょっとおかしくなってきたかな？東京ドームのタイトルマッチが決まってる選手は、ちょっと腰が痛いと休めるんだよね？やべえ！俺もちょっと耳たぶが・・・。ちょっとこの先、出れないかもしれないな。明日（試合に）出るか出ないか、それはトランキーロだよ」

※KUSHIDA＆ホワイトはノーコメント