『WORLD TAG LEAGUE 2015』Aブロック公式戦。
2勝1敗のオカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI組と、1勝1敗のクリストファー・ダニエルズ&フランキー・カザリアン組と激突。
 
まずはYOSHI-HASHIとカザリアンが先発で試合開始。カザリアンがいきなりエルボーで仕掛けると、続けてショルダータックルでYOSHI-HASHIをぶっ飛ばす。しかしYOSHI-HASHIもヘッドシザースホイップで応戦。
オカダ対ダニエルズの場面、両者リストの取り合いからグランドの攻防へ。ロープ際、オカダはダニエルズの胸板をポンポンと叩き、クリーンブレイク。続けてオカダはダニエルズへフロントハイキックからランニング低空ドロップキックを放ち、YOSHI-HASHIとタッチ。
YOSHI-HASHIは低空ドロップキック、オカダがセントーンをダニエルズへ見舞うが、ダニエルズはなんとは自軍に戻りカザリアンとタッチ。
YOSHI-HASHI対カザリアンの場面、ダニエルズがレフェリーの隙をつき、YOSHI-HASHIを場外に引き込むと、鉄柵攻撃を敢行。
戦場がリングに戻ると、ダニエルズがニー、カザリアンが飛びつき式のネックブリーカーをYOSHI-HASHIへ連続で見舞っていく。カザリアンと代わったダニエルズはエプロンサイドのオカダの顔面を叩き挑発。これに怒ったオカダはリングインを試みるが、これはレフェリーが制止に入る。その隙に、アディクションはYOSHI-HASHIへストンピングの連打を浴びせる。さらにダニエルズはセカンドコーナーからYOSHI-HASHIの腕をとりながらのフットスタンプを放つと、続けてアラビアンプレスも決める。
苦しい状況のYOSHI-HASHIはコードブレイカーで反撃に出ると、オカダとタッチ。
オカダはカザリアンをフラップジャックで投げ捨てると、コーナーに登るダニエルズへドロップキックを発射。続けてオカダはカザリアンへDDTから跳ね起き、ランニングエルボースマッシュを放ち、ツームストンパイルドライバーの体勢へ。しかしこれはダニエルズがカットに入ると、カザリアンがエプロンサイドからの飛びつき式DDTでオカダをリングに突き刺す。しかしオカダもダニエルズへ変型のネックブリーカーで応戦し、YOSHI-HASHIとタッチ。
YOSHI-HASHIはヘッドハンター、串刺し逆水平チョップ、トップロープに固定したダニエルズの後頭部へランニングドロップキックを連続で見舞うと、オカダとトレイン攻撃を敢行。YOSHI-HASHIは続けて狙ったバンカーバスターがかわされてしまうも、ダニエルズへかち上げ式ラリアットを一振り。さらにYOSHI-HASHIはジャックナイフ式パワーボムを狙うが、これはダニエルズがこらえる。しかしオカダがダニエルズを背後から捕獲しレインメーカーを狙うが、これはカザリアンがカットへ。両軍混戦する中、最後はアディクションがセレブリティ・リーハブを炸裂させ、YOSHI-HASHIから3カウントを奪い、『WORLD TAG LEAGUE 2015』公式戦2勝目を飾った。

ダニエルズ「Aブロックの者たちよ、聞くがいい。3日前（11・24金沢）、俺たちはここで最も素晴らしい（ユニットと）言われるBULLET CLUBの2人（ファレ＆トンガ）をやっつけた。今夜の相手はCHAOSの2人、しかもそのうちの1人はIWGPヘビー級チャンピオンだ。その2人をやっつけたんだ。そんな2チームをやっつけた俺たちに、誰が勝てるっていうんだ？ 誰もいない。とうことは、俺たちがこのタッグリーグのAブロックを勝ち抜いて、トーキョードームに進む。そしてIWGPタッグチャンピオンになる」
カザリアン「俺たちのことを知らないのか？ 俺たちはファイブスター（最高級）のタッグチームなんだ。それは今日、きっちり証明しただろ？ 俺たちこそ、ニュージャパン・プロレスリングでこれ以上ないタッグチームだ。このAブロックを勝ち上がりさえすれば、IWGPタッグチャンピオンは見えてくる。そうなればトーキョーだけじゃない、そしてUS（アメリカ）だけじゃない、世界が俺たちを最高のタッグチームと認めざるを得なくなる」
ダニエルズ「マカベ＆ホンマ、ナガタ＆ナカニシ、ヤノ＆サクラバ、次はお前らだ。待ってろよ」
 
オカダ「まあ2敗目。2勝は俺がしました。2敗はYOSHI-HASHIさんが負けてます。別に俺1人で勝てばいいだけの話かもしれない。だけど、これはタッグリーグだ、タッグだ。しっかり2人で。まだまだあきらめちゃいない。まだまだいくぞ」
※YOSHI-HASHIはノーコメント