WORLD TAG LEAGUE 2015
- 日時
- 2015年11月27日(金) 17:00開場 18:30開始
- 会場
- 広島・広島グリーンアリーナ
- 観衆
- 1,577人(超満員)
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第1試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
ホワイト対田中で試合がスタート。ホワイトが腕を取って絞ると、田中が逆さ押さえ込みで3カウントを迫る。そこからフィンレー対小松となり、小松のヘッドシザースをフィンレーが倒立で切り返す。それでも小松はヘッドシザースホイップで巻き返すが、フィンレーがミサイルキックで逆襲。
これで小松の動きが止まり、タイガーがジャンピングニードロップ、強烈なローキックなどで追い討ち。さらに、田口のジャンピングヒップアタックをかわし、小松に誤爆させる。
小松の劣勢は続き、ホワイトがドロップキック、フィンレーがエルボースマッシュ、タイガーがローキック連射などで追撃。しかし小松は、フライングフォーアームでタイガーに逆襲。
タッチを受けた田中は、ミサイルキック、串刺しジャンピングエルボー、変型アバランシュホールド、ドロップキックでタイガーに追い討ち。さらに逆エビ固めを極めるが、ホワイトがカットに入る。するとタイガーは、カウンターの膝蹴りとローリングソバットで流れを変え、タイガードライバーで逆転。
ホワイト対田口の場面。ホワイトが串刺しバックエルボー、タイガーがハイキック、フィンレーがワンハンドバックブリーカー、ホワイトがミサイルキック。しかし田口は、ホワイトのブレーンバスターから逃れ、カウンタージャンピングで逆襲。
さらに田口は、カウンタージャンピングヒップアタックをフィンレーにも見舞い、両者へランニングヒップアタックを連射。そこからギタるも、タイガーが尻にキックを浴びせる。そのタイガーを田口がカウンタージャンピングヒップアタックで蹴散らし、ホワイトには前落とし、スライディングヒップアタック。
続いて田口はどどんの体勢に入るが、ホワイトが前方回転エビ固めに切り返す。だが、田口が延髄斬りを食らわせ、今度こそどどんでとどめを刺した。
試合後、両チームはノーサイドで互いの健闘を称え合った。
COMMENT
小松「(※左まぶたを大きく腫らして)目が痛いね。目が腫れるぐらい激しい試合だったってことですよ。でも、そん中で勝ったんで。田口さんの力を借りたけど、メキメキと上達してますね。海外(遠征は)いつになるのか? (なかなか決まらなくて)ちょっとストレスが溜まってますからね。このシリーズ、そのストレス発散させますよ」
田中「俺が今までずっとやりたいと言ってた『ヤングライオン杯』、他団体も含めての『ヤングライオン杯』、この調子だと実現できそうにもない。だったら、俺が無理やりにでもNEVERのチャンピオンになって、もう1度、最初っから他団体の若手を含めたトーナメントでもリーグ戦でも何でもいい、もう1度、最初の目的である新世代育成プロジェクトのNEVER、もう1度やってみせる」
タイガー「今日からライガーさんが参戦して。今日からというか、今日、あと福岡(博多スターレーン2連戦)。本来だったら、対戦相手として向こうにライガーさんがいなければいけないと思うんですけど、マッチメーク上、仕方ない。まあ、今日はいつも通りの若手、いや、もう若手じゃないか、彼らは。(デビューして)3年もやってるしね。あとは田口。今、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らとやってね。でも、俺はその鳥を落とす。もちろん、ライガーさんの勢いも落とすし、それぐらいのものは持ってると思うしね。いつタイトルマッチが決まるかわからないですけど、今、僕の一番近い目の前にいるのはライガーさん。ライガーさんがリングの上で大の字になってることしか、頭の中にはない」
※フィンレー&ホワイトはノーコメント