WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年11月22日(日) 16:00開場　17:00開始
会場: 愛知・豊橋市総合体育館・第2競技場
観衆: 1,240人（超満員）

第2試合 20分1本勝負

ジェイ・ホワイト
フランキー・カザリアン

柴田勝頼
クリストファー・ダニエルズ

境界線

09分16秒　セレブリティリーハブ→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　『WORLD TAG LEAGUE 2015』Aブロックにエントリーしているダニエルズ＆カザリアン（アディクション）が登場。柴田＆ホワイトの異色コンビと対決。2人は前日の後楽園ホール大会で初登場し、合体殺法セレブリティリーハブでタイガー＆ロビンソンに快勝している。
　
　柴田対ダニエルズで試合が始まり、柴田がヘッドロックで強烈に絞り上げる。そして、カウンターキチンシンクで吹き飛ばすと、スリーパーホールドで追撃。
　ホワイト対ダニエルズとなり、ホワイトがカウンタージャンピングエルボーをお見舞い。だが、ダニエルズがチンクラッシャーで巻き返す。
　ホワイト対カザリアンの場面。ホワイトがカウンタードロップキックで蹴散らすと、カザリアンが降伏をアピール。ホワイトが無視して攻め込むと、控えのダニエルズがロープワークを妨害。
　即座にカザリアンがロープを利用した旋回式ギロチンドロップ、マウントパンチ連射で逆襲。さらに、ダニエルズ＆カザリアンが連携攻撃を繰り出し、ダニエルズのDDTがさく裂。そして、ダニエルズのジャンピングエルボードロップ→カザリアンのギロチンドロップという連続攻撃が決まる。
　苦しくなったホワイトは、DDTでダニエルズに逆襲。柴田対カザリアンになり、柴田がエルボー連打でカザリアンをコーナーに固定。さらに、乱入したダニエルズを追走式串刺しフロントハイキックで黙らせると、両方へ低空串刺しドロップキックを食らわせる。
　次に柴田は、フロントネックチャンスリー、スリーパーホールド、ジャーマンスープレックスホイップでカザリアンに追撃し、ホワイトにタッチ。ここでホワイトがカザリアンに串刺しエルボーを浴びせ、直後に柴田がカウンターミドルキック。そして、柴田がカザリアンを押さえて「ジェイ!! 行け!!」と叫び、ホワイトが串刺し低空ドロップキックを食らわせる。
　続いてホワイトはカザリアンをボディスラムで叩きつけ、ロープへ走る。しかし、控えのダニエルが足を引っ張って転倒させる。そのダニエルズをホワイトがカウンターバックエルボーで蹴散らし、ブレーンバスターの体勢に入る。ところが、カザリアンが背後からジャンピングニーアタックをお見舞い。
　さらに、カザリアン＆ダニエルズは水面蹴り＆ジャンピングネックブリーカーの同時攻撃でホワイトに追い討ちし、最後はセレブリティリーハブで仕留めた。

COMMENT

ダニエルズ「これで2試合が終わった。そして2試合とも勝った。俺たちはきっちりベストタッグチームであることを見せつけている。きっちりレフェリーに、『イチ、ニー、サン』と数えさせてるだろ？」
カザリアン「俺たちはユナイテッド・ステーツでベストタッグであることを証明してきた。しかしそれは（アメリカ）国内だけじゃない。世界中で、そしてこの惑星と範囲を広げてもベストタッグチームなんだ」
ダニエルズ「俺たちが今回、日本にやって来たのは、（アメリカ）国外でもアブナイタッグチームであることを見せつけるためにだ。そのためにこの『WORLD TAG LEAGUE 2015』で優勝する。それだけで終わらない。その後、トーキョードームでIWGPタッグに挑戦して、ベルトを奪ってやるんだ」
カザリアン「トーキョードームで何が起こるか、その目でしっかりと見るがいい」

※柴田＆ホワイトはノーコメント