WORLD TAG LEAGUE 2015

日時: 2015年11月21日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1,736人（超満員札止め）

第3試合 20分1本勝負

キャプテン・ニュージャパン
外道

田口隆祐
マイケル・ベネット

KUSHIDA
マット・ターバン

境界線

WITH マリア・ケネリス

08分58秒　ヘルメリー→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　『WORLD TAG』Bブロックにエントリーしているターバン＆ベネットWITH マリア・ケネリスが登場。外道と組み、KUSHIDA＆田口＆キャプテンと対戦。なお、KUSHIDAは1月4日（月）東京ドームで、IWGP Jr.王者ケニー・オメガに挑戦する。
　
　赤コーナーはキャプテンがマリアに異常な興味を示し、先発を買って出る。一方、青コーナーは外道が登場し、あっという間にキャプテンを自軍コーナーへ追い込む。しかしキャプテンは、カウンタージャンピングショルダータックルで逆襲。
　田口対外道の場面。田口ががヒップアタック連射で先制し、キャプテンが地獄突き、アトミックドロップでアシスト。さらに、田口がジャンピングヒップアタックで追い討ちをかける。
　続いて田口は、ターバンとベネットをジャンピングヒップアタックで蹴散らし、3人へランニングヒップアタックを連発。そこからギタるも、エプロンに立ったマリアに気づいて動きがストップ。なぜかラグビー日本代表の五郎丸歩選手をほうふつとさせるポーズを披露する。ところが、その隙を突き、ターバンたちが一斉に襲撃。
　そこから長時間のローンバトルを強いられた田口だったが、カウンタージャンピングヒップアタックでターバンに逆襲し、ようやく自軍コーナーへ帰還。スイッチしたKUSHIDAが、スワンダイブチョップ、ヘッドシザースホイップでターバンに追い討ちし、外道にはハンドスプリング式ニールキックをお見舞い。
　さらにKUSHIDAは、ベネットに串刺しダブルニーアタックを食らわせ、ターバンをカニばさみで倒して頭部をベネットの急所へぶつける。そして、ターバンの前方回転エビ固めをこらえてホバーボードロックに行くが、ターバンがロープへ逃れる。
　それでもKUSHIDAは再びホバーボードロックを狙うが、ターバンが回避し、トラースキックで逆襲。さらに、ハンドスプリングエルボーをかわすと、セカンドロープからジャンプしてスピンキックを浴びせた。
　キャプテン対ベネットの場面。キャプテンが地獄突きで先制し、田口がジャンピングヒップアタック2連発で追撃。さらに、キャプテンのダイビングヘッドバットが命中する。
　続いてキャプテンはキャプテンチャージを開始するが、マリアがエプロンへ立って誘惑。するとキャプテンは、下半身の“皮膚”を脱ぎ始めるが、ベネットがトラースキックをお見舞い。直後に合体技ヘルメリーがさく裂し、キャプテンが沈んだ。

COMMENT

マリア「キングダムがやってきたわ！」
ターバン「そう、俺たちが日本にやってきた目的、それはIWGPのタッグベルトだ！俺たちが前に獲得し、アメリカに持ってかえったあのベルトだ。再びIWGPのベルトを巻いてやる！その前に、このタッグリーグを制して、またあのベルトを取り戻してみせる！」
ベネット「もう一度、IWGPの王者に返り咲く！それが俺たちの目標だ。そのためにも俺たちの目の前に立つ敵はすべて倒してやる！俺たちは必ず王者になる！」

田口「ダメだ。集中できなかった。集中できないから、集中できるポーズしたのに。ダメだった。集中し過ぎた、逆に。そうだ、逆に集中し過ぎた。(集中のポーズとり)どう見てもアレにしか見えないでしょ。舐めちゃうよ」
キャプテン「ハァハァ、たとえスーパーヒーローでも、惑わされてしまうよ、あんなもの。反則だろ？君たちも男だろ？君、どうだ？」
——惑わされてしまいますね。
キャプテン「そうだろ。そんなことより、棚橋君、なんで今年は私じゃないんだ」
※KUSHIDAはノーコメント