POWER STRUGGLE

日時: 2015年11月7日(土) 15:30開場　17:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 5,128人（超満員）

第8試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

柴田勝頼
桜庭和志

棚橋弘至
オカダ・カズチカ

境界線

15分33秒　go2sleep→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　1月4日（月）東京ドームのIWGPヘビー戦を前に、王者オカダと挑戦者・棚橋が、タッグマッチで前哨対決。
　
　両者の先発で試合がスタートし、オカダがロープ際でクリーンブレイク。ところが、直後に棚橋が張り手をお見舞い。さらに、オカダの蹴り脚を取り、再び張り手を食らわせた。
　柴田対桜庭の場面。柴田が大きくジャンプしてストンピングを繰り出すも、桜庭が冷静にかわす。その後、両者はポジションの取り合いで一歩も引かず、そこから桜庭が腕ひしぎ逆十字固めに行く。これを柴田が抵抗すると、桜庭は腕を取ったまま脚で首を絞める。みるみるうちに柴田の体から力が抜け、桜庭がローキックで追撃。
　その後も柴田は思うように動けず、オカダが低空ランニングフロントキックをお見舞い。それでも柴田はエルボーで巻き返すが、控えの桜庭がエプロンからスリーパーホールド。
　場外戦になり、桜庭が柴田、オカダが棚橋に鉄柵攻撃。そのままリング上で柴田対桜庭となり、桜庭がローキック連射で追撃。さらに、オカダ＆桜庭が合体ブレーンバスター、エルボードロップで柴田を追い込む。
　しかし柴田は、カウンターキチンシンクでオカダに逆襲。棚橋対オカダとなり、エルボーの打ち合いから棚橋がフライングフォーアーム。だが、オカダはフラップジャック、DDTで逆襲し、低空ランニングエルボースマッシュで追撃。
　次にオカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、棚橋が回避してドラゴンスクリュー。ところが、オカダがカウンタードロップキックで吹き飛ばし、乱入した柴田にもカウンタードロップキックをお見舞い。
　続いてオカダは、ダイビングエルボードロップで棚橋に追い討ちし、レインメーカーを発射。だが、棚橋が回避し、その場飛びスリングブレイドに切り返した。
　棚橋対桜庭となり、桜庭がミドルキック連射で棚橋に追撃。だが、棚橋がやや強引に桜庭を引っこ抜き、ジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。
　柴田対桜庭となり、柴田がエルボー連打から対角コーナーへ走る。しかし、桜庭が立ち上がって襲い掛かり、フロントネックロックで捕獲。体重をかけて絞り上げるものの、柴田が持ち上げて変型パワーボムホイップ。
　その直後、柴田が強烈なローキックを浴びせるも、桜庭がスリーパーホールドで逆襲。これはガッチリ極まっていたが、柴田がバックドロップに切り返す。
　さらに、柴田と棚橋がオカダをダブルドロップキックで蹴散らし、柴田が桜庭に串刺し低空ドロップキックをお見舞い。そして、柴田がフロントネックチャンスリーで桜庭を叩きつけると、棚橋がコーナー最上段からハイフライフローを食らわせる。
　その直後、棚橋がプランチャでオカダを分断し、柴田がgo2sleepで桜庭を仕留めた。

COMMENT

オカダ「（※怒り口調で）G1チャンピオンだ、何年連続でメインだとか、そんなの関係ねぇんだよ！誰が一番強いか、誰が一番凄ぇレスラーか……」
（※ここまで口にしたところで、棚橋が殴りこんできて乱闘に。若手が両者を分けるが、棚橋は「来いよ！透かしてんじぇねぇよ！」と叫びながら突っかかっていこうとする。外道が「何だ、テメェ、ふざけんな、この野郎！」と叫びながら、オカダを控室に連れて行こうとする。棚橋は「ベルトは俺がもらった！」と叫び、オカダと外道が扉の向こうに姿を消すと、若手に対し「わかった、わかった」と言って、自信の興奮を鎮める）
※桜庭はジェイの肩を借りて引き揚げてくるとノーコメント

棚橋「(権利書の入ったケースを抱き、床に倒れ込む)ハァハァ、熱いなぁ。俺、熱いなぁ。いつ以来だ？こんな気持ち。熱いよね。あんなの熱いよなぁ。そうだ、俺は挑戦者じゃん。挑戦者。チャンピオンと対等じゃねぇんだ。だから、向かってくんすよ！」
※柴田はノーコメント