Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2015年11月5日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 京都・福知山三段池公園総合体育館
- 観衆
- 651人
MATCH REPORT
本間朋晃と石井智宏が8人タッグマッチで激突。
棚橋とオカダが先発で試合開始。両者ロックアップからロープ際、オカダは棚橋の胸板をポンポンと叩きクリーンブレイク。続いてヘッドロックの掛け合いから、オカダショルダータックルで棚橋をぶっ飛ばす。ならばと棚橋もアームホイップでオカダを投げ飛ばすと、オカダはいきなりレインメーカーを狙う。しかしこれは棚橋がかわし、会場からは大きな拍手が沸き起こる。
シェリー対ロッキーの場面、両者リストの取り合いに入ると、これはシェリーが制し、ロッキーの腕を締め上げる。続けてシェリーはアームホイップからバックエルボーを放ち、KUSHIDAとタッチをかわし、タイムスプリッターズコンビネーションを敢行。そしてKUSHIDAとシェリーが代わりがわりにロッキーの腕を締め上げると、ここに本間も加わる。さらには棚橋が断崖式アームブリーカーを放つ。しかしロッキーもKUSHIDAを自軍に連れ戻すと、バレッタと交互にKUSHIDAの腕を締め上げるが、KUSHIDAはロッキーを低空ドロップキックで場外に蹴散らし、ロープへ走る。だが、オカダが場外からKUSHIDAの足を引っ張ると、CHAOSが本隊を襲撃。場外で鉄柵攻撃を敢行。
リング上では、石井がKUSHIDAに強烈なヘッドバット、逆水平チョップを見舞い、オカダとタッチ。オカダはKUSHIDAへセントーンアトミコを的中させ、すぐさまロッキーとタッチ。ロッキーもすぐバレッタとタッチをかわすと、ロッキーは強烈な蹴り、バレッタはその場飛びムーンサルトプレスをKUSHIDAに見舞っていく。さらにバレッタはKUSHIDAを羽交い絞めにし、締め上げる。
苦しい状況のKUSHIDAはロッキーのラリアットをバレッタへ誤爆させると、石井にハンドスプリングエルボーを見舞い反撃。KUSHIDAとタッチした本間は石井へ串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけし、シャリマティーを連続で決めていく。しかし石井も串刺しラリアットで応戦すると、両者逆水平チョップ合戦へ。そこから本間がラリアットを振り抜けば、石井もラリアットを振り抜く。続いて石井は本間をパワーボムでリングに叩きつけ、ブレーン・バスターの体勢へ。しかし本間がこれに耐えると、会場からはこけしコールが沸き起こる。これに奮起した本間が逆にブレーン・バスターで石井を投げ捨てる。
棚橋対オカダの場面、棚橋がショルダースルー、低空ドロップキックを見舞っていけば、オカダはDDTから跳ね起き。続けてオカダがランニング式エルボースマッシュを放つと、両者エルボースマッシュ合戦へ。そこからオカダはフロントハイキックを狙うが、棚橋はこれを受け止めドラゴンスクリューを敢行。棚橋と代わったシェリーはオカダへ断崖式ネックブリーカー、KUSHIDAがミサイルキックを放つ。しかしそこへロッポンギヴァイスがカットに入り、シェリーへ合体のニー、トップロープに逆さづりにしミサイルキックを発射。さらにオカダがシェリーへリバースネックブリーカーを決めると、ツームストンパイルドライバーの体勢へ。しかしこれは棚橋がカットに入る。直後に両軍入り乱れる中、棚橋とKUSHIDAは場外へのプランチャを発射。
そしてリング上ではオカダがシェリーへカウンターのドロップキックからダイビングエルボードロップを放つと、最後はレインメーカーを炸裂させ、シェリーから3カウントを奪った。
勝ち名乗りを受けると、石井だけがリングを下りて引き揚げていった。残り3人はリング上。マイクを受け取ったオカダは、「三つ、言わせて下さい。一つ、11月7日、大阪、スーパージュニア・タッグトーナメント、バレッタとロッキーのロッポンギヴァイスが必ず優勝します。二つ、2016年1.4東京ドーム、必ず防衛します。対戦相手の棚橋さんは、絶対俺に勝てない。何でかわかるか?レェ〜ベルが違うんだよ、この野郎!三つ、特にありません……と言いたいけど、またチャンピオンとして、ここに戻ってくる。今日は外道さんがいないから言わせて下さい。その時はまた、ここに、カネの雨が降るぞ!」と本大会を締めくくった。
そしてロメロとバレッタに促すと、3コーナーにそれぞれ上ってポーズ。お調子者のロメロは昨夜同様、何度もレインメーカーポーズを決める。オカダとバレッタはロメロに気づかれないように先に引き揚げた。その後もロメロはレインメーカーポーズを続けていた。