Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2015年11月4日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 福井・福井県産業会館
- 観衆
- 850人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
棚橋とオカダが先発で試合開始。両者ロックアップからロープ際、オカダが棚橋の胸板をポンポンと叩き、クリーンブレイク。再びロープ際、棚橋がオカダの胸板に張り手を見舞っていく。これに対し、オカダはヘッドロックで棚橋を締め上げていくと、ショルダータックルで棚橋をぶっ飛ばし、レインメーカーの体勢へ。これを棚橋がかわすと、会場からは大きな歓声が沸き起こる。
サイダル対バレッタの場面、サイダルはヘッドシザースホイップからジャンピングスピンキックをバレッタへ見舞っていく。
リコシェ対ロッキーの場面、リストの取り合いはリコシェが制するも、ロッキーもサミングで反撃。これにリコシェもヘッドシザースホイップでロッキーを場外へ蹴散らす。しかしロッキーもリコシェの腹部にショルダータックルを見舞うと、直後にCHAOSが襲撃。
リング上では、代わったオカダがリコシェへセントーンアトミコを放ち、バレッタとタッチ。バレッタはリコシェの顔面をかきむり、コーナーで強烈な逆水平チョップを見舞っていく。
苦しい状況のリコシェは、ロッキーのスピアーをかわし、バレッタへ誤爆させる。
棚橋対オカダの場面、棚橋は串刺しボディアタック、フライングフォーアームを見舞っていくと、続けてボディスラムでオカダをリングに寝かし、セカンドコーナーからサンセットフリップを的中させる。しかしオカダもロープへ走った棚橋をフラップジャックで投げ捨てると、DDTで棚橋をリングに突き刺し、跳ね起き。だが、棚橋もオカダのフロントハイキックを受け止め、ドラゴンスクリューで切り返し、サイダルとタッチ。
サイダルはリコシェと合体のその場飛びムーンサルトプレスからトラースキックの連打をオカダに見舞っていく。さらにサイダルはロープへ走ると、そこへロッポンギヴァイスが合体のジャンピングニーを発射。続けてオカダがリバースネックブリーカーを決めるが、サイダルもジャンピングニーで反撃。直後に両軍入り乱れる中、棚橋とリコシェが場外のロッポンギヴァイスへプランチャを発射。
リング上では、サイダルがエアー・サイダルを狙うも、オカダはこれをかわし、カウンターのドロップキックを放つと、最後はダイビングエルボードロップからレインメーカーを炸裂させ、サイダルから3カウントを奪った。
試合後、勝者の3人がリングに残ると、まずはロメロがマイクを手にし、「コンバンハ、フクイ!オカダサン、シャベリマス」と前振りしてからマイクを渡した。
そしてオカダは、鳴り響く「オカダ」コールを制して、「ロッキーの変な振りは置いといて、三つ、言わせて下さい」と告げると、一つずつ、右手を大きく掲げてから言葉を放った。
「一つ、7日、大阪、スーパージュニア・タッグトーナメント、バレッタとロッキーが必ず優勝します。二つ、2016年1月4日、東京ドーム、必ず防衛します。対戦相手の棚橋さんは、絶対俺に勝てない。何でかわかるか?レェ〜ベルが違うんだよ、この野郎!三つ、特にありません……と言いたいけど、2016年1月4日、『WRESTLE KINGDOM』で必ず防衛して、またチャンピオンとして、ここに戻ってくる。その時はまた、ここ福井に、カネの雨が降るぞ!」と福井大会を締めくくった。
そしてロメロとバレッタに促すと、3コーナーにそれぞれ上ってポーズ。お調子者のロメロは何度もレインメーカーポーズを決める。あきれ果てたオカダとバレッタが先に引き揚げたのを知らずにレインメーカーポーズを続けるロメロ。1人リングに残されたものの、それでもリング中央で四方に向かって何度もレインメーカーポーズを決めていた。
COMMENT
サイダル「リコシェ、俺のアゴを触ってみてくれ。レインメーカーは冗談じゃないぐらい効いたぞ。折れてないか?あんな一撃を食らったら、ノックアウトされて当然だ。でも、もうノックアウトされることはない」