Road to POWER STRUGGLE

日時: 2015年11月4日(水) 17:30開場　18:30開始
会場: 福井・福井県産業会館
観衆: 850人

第1試合 20分1本勝負

田中翔
ボビー・フィッシュ

小松洋平
カイル・オライリー

境界線

09分26秒　チェイシング・ザ・ドラゴン→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

“ヤングライオン”小松洋平&田中翔組が、“IWGPジュニアタッグ王者”カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ組と激突。

まずは両チームガッチリ握手を交わし、小松とオライリーが先発で試合開始。両者、リストの取り合いから、小松がドロップキックを決めていく。続けて小松はショルダータックル3連発でオライリーをぶっ飛ばす。これに対し、オライリーもバックドロップで反撃。
田中対フィッシュの場面、田中がヘッドロックでフィッシュを締め上げると、アームホイップ、ジャンピングエルボーアタックも連続で決めていく。しかしフィッシュもドロップキックで応戦すると、高速のブレーン・バスターで田中を投げ捨て、オライリーとタッチ。
オライリーはスライディングニーを田中の腹部に見舞うと、続けてキックのコンビネーションを叩き込む。
代わったフィッシュもキチンシンクからセントーンアトミコで田中を追い込んでいく。
苦しい状況の田中は、ロープへ走ったフィッシュへカウンターのドロップキックで応戦。さらにオライリーに対しても丸め込みを狙うが、これに耐えたオライリーはそのまま田中の腕をとり、腕ひしぎ十字固めの体勢へ。しかし田中はこれを耐え、逆にそのままオライリーを担ぎ上げると、そのままリングに叩きつける。
小松対フィッシュの場面、小松はジャンピングエルボーアタックから、足をすくっての逆片エビ固めを極める。これにはオライリーもカットに入ろうとするが、田中がオライリーを逆エビ固めで捕える。しかしこれはフィッシュがロープへエスケープ。続けて小松と田中はオライリーへ合体のドロップキック、フィッシュへ合体のフラップジャックを敢行。
しかしフィッシュも力づくで小松を自軍に連れ戻すと、オライリーと合体のニードロップを敢行。最後は、チェイシング・ザ・ドラゴンを炸裂させ、小松から3カウントを奪った。

COMMENT

オライリー「コマツ&タナカ、確かにお前らはニュージャパン・プロレスリングの未来だ。だけど、俺たち相手じゃ何百回闘っても勝つことはできない。１回１回を振り返ってみればわかることだ。これまですべて俺たちreDRAGONが勝ってるだろ？お前らは俺たちに勝てるとでも思ってるのか？あと少しで勝てたとでも思ってるのか？タナカ＆コマツはニュージャパンの未来だといっても、それは遠い未来だ。俺たちreDRAGONも未来、それも近い未来なんだ」

フィッシュ「俺たちの相手はタイトルマッチやトーナメント以外はいつもヤングボーイばかりだ。将来性のあるヤングボーイを当ててるのかもしれないが、逆に彼らの自信を失くすことになるだけだぞ。なぜなら、何度闘っても勝てないからだ。今日のreDRAGONの闘いを見ればわかるだろ？俺は彼らの未来を消し去っていくんだ」

−−昨日の岐阜大会でタイムスプリッターズの救出に飛び込んでいきましたが、その理由は？

フィッシュ「BULLET CLUBがあまりにも長い時間、卑怯なことばかりしてたからだ。あいつらのやり方は、前から気に入らなかった。タイムスプリッターズは友達じゃないけど、あそこまでやられてるのを見たら、思わずリングに飛び込んでいってしまってた。４対２でやってただろ？彼らは助けを求めてるようだったからな。彼らが望むなら、手を組んで闘ってもいい。BULLET CLUBを排除するためならな。俺たちが手を組んでBULLET CLUBを相手すれば、すぐにでもやっつけることができるはずだ」

田中「今日はタッグチャンピオンと（対戦）だったので、結果を出すチャンスだったのに……ヤングライオン生活、一つ抜け出せると思ったのに……」

※小松はノーコメント